大分市議会 2010-06-16
平成22年建設常任委員会( 6月16日)
平成22年
建設常任委員会( 6月16日)
建設常任委員会記録
1.開会日時
平成22年6月16日(水) 9時59分開議~11時05分休憩
11時11分再開~12時00分休憩
13時45分再開~15時14分休憩
15時24分再開~16時08分散会
2.場所
第4委員会室
3.出席委員
委員長 永松 弘基 副委員長 宮邉 和弘
委 員 二宮 純一 委 員 大久保 八太
委 員 二宮 博 委 員 阿部 剛四郎
委 員 小嶋 秀行 委 員 高橋 弘巳
委 員 佐藤 和彦
欠席委員
なし
(課長補佐以上 職員の紹介)
○
首藤土木建築部長
以上14名の新任でございます。私以下、部内幹部職員38名でございますけれども、一丸となりまして
土木建築行政に携わっていきたいと思っております。今後とも御指導のほう、よろしくお願いいたします。
それでは引き続きまして、最近の諸事情及び今回御提案いたしております議案につきまして御説明させていただきます。
まず、その前にこのたび、
全国市議会議長会から在職25年表彰を受けられました
阿部剛四郎委員に対しまして、土木建築部を代表して心よりお喜びを申し上げます。
これまでにも市民の代表として、7期25年の長きにわたり、市民生活の向上並びに市政発展のための御尽力、御功績に対し、心より敬意と感謝の意をあらわすとともに、今後ますます御活躍されますよう御祈念申し上げます。まことにおめでとうございます。
次に、最近の経済状況は、昨年後半から生産・輸出を中心に持ち直しの動きが続いているものの、失業率が高水準で推移するなど雇用・所得環境は依然として厳しく、企業の設備投資も低調で、内需主導による自立的な回復にはほど遠い状況が続いております。
このような厳しい状況にある地域経済に配慮し、土木建築部では、国が公共事業を大幅に削減する中、市営住宅の設備並びに道路の維持補修、さらには依頼を受けた建築工事など市民生活に密着した本市発注の工事等につきましては、可能な限り、早期・前倒しにすることにより、本市経済の活性化に向けた取り組みを進めているところでございます。
さて、さきの委員会で御報告させていただきました
仮称郊外型住宅団地再生協議会についてでございますが、
ふるさと団地の
元気創造推進協議会として6月9日に東京の
グランドプリンスホテル赤坂で設立総会が開催されたところでございます。
今後は、同じ問題を抱える全国の関係7市で相互に意見交換や情報交換を進めることによって、国への施策の提案を平成23年2月までに行う予定でございます。
本日は、この協議会のほか小規模集落における
道路等状況調査と橋梁の
長寿命化計画についての報告もさせていただきます。
それでは、今回御提案いたしております議第53号、市道路線の認定及び廃止について、報第1号専決処分した事件の承認について、平成21年度大分市
一般会計補正予算第5号、報第8号専決処分した事件の承認について、平成21年度大分市
住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算第1号につきましては、後ほど担当課長より説明いたさせますので、何とぞ慎重に御審議の上、御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○永松委員長
それでは、審査に入ります。
まず、一般議案の審査を行います。
議第53号、市道路線の認定及び廃止についての審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○
房前土木管理課長
土木管理課の房前でございます。それでは、議第53号、市道路線の認定及び廃止について御説明を申し上げます。
議案書の議53の1ページをお開き願います。
今回、認定いたしたい市道路線は、奥田園田1号線外28路線でございまして、路線名、起点、終点は議53の1ページから議53の3ページに記載をさせていただいております。今回廃止いたしたい市道路線は、東大道6号線外5路線でございまして、路線名、起点、終点は議53の3ページに記載をさせていただいております。
それでは、具体的に路線ごとに御説明を申し上げます。
議53の4ページ及び議53の5ページをお開き願います。議53の4ページの奥田園田1号線と2号線及び議53の5ページの羽屋11号線は、ともに地元要望に伴い認定するものでございます。いずれも
行きどまり道路ではございますが、昨年改定いたしました
市道認定基準を満たしておりますことから、今回認定するものでございます。
次に、議53の6ページと議53の16ページをお開き願います。議53の6ページの高崎60号線は、未供用路線でありました議53の16ページの南生石4号線の廃止に伴い、高崎団地内の道路を認定するものであります。
次に議53の7ページをお開き願います。この下郡団地7号線から12号線は、昨年改定いたしました
市道認定基準の見直しに伴い、準市道から市道に認定するものでございます。
次に、議53の8ページと議53の17ページをお開き願います。この議53の8ページの高城駅松原線は、議53の17ページの高城駅西原線の起点部分が、県管理の駅前広場に入っておりましたことから廃止再認定をするものでございます。
次に、議53の9ページをお開き願います。この皆春団地23号線は、開発行為による団地内道路の移管に伴い、認定するものでございます。
次に、議53の10ページと議53の19ページをお開き願います。議53の10ページの二目川4号線と明野南45号線、明野南46号線は、
県道松岡日岡線の拡幅整備並びに市道路線の一部重複に伴い、廃止再認定をするものでございます。
次に、議53の11ページをお開き願います。この大在南新町1号線から
角子原山ノ手5号線は、開発行為による団地内道路の移管に伴い、認定をするものでございます。
次に、議53の12ページをお開き願います。議53の12ページの①の岡角子原線と②の政所山ノ手4号線は、ともに街路事業に伴い認定をするものでございます。
次に、議53の13ページをお開き願います。この寒田4号線は地元要望に伴い認定するものでございます。これにつきましても、
行きどまり道路ではございますけれども、昨年の認定基準の改正に伴い、認定基準に合致するということで認定をいたしたいと思っております。
次に、議53の14ページと議53の20ページをお開き願います。議53の20ページの横瀬14号線は、旧国分橋のかけかえに伴い、残存部分を議53の14ページ、国分11号線及び横瀬16号線として認定するものでございます。
次に、議53の15ページをお開き願います。この東大道6号線は、本年3月に
管理引き継ぎを受けました
末広東大道線の供用開始に伴い、今回廃止をするものでございます。
次に、議53の18ページをお開き願います。この明野東南北6号線は、明野地区の再開発に伴い、廃止をするものでございます。
なお、廃止路線につきまして、関係自治会との協議が必要なものにつきましては、すべて了承をいただいているところでございます。
今回の認定廃止によりまして、市道路線は7,183本から23路線ふえまして、7,206本となり、延長は3,487.1メートルふえまして、2,447キロメートルと6.2メートルとなったところでございます。
以上でございます。
○永松委員長
ただいま説明がございましたが、質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○永松委員長
討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○永松委員長
本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○永松委員長
本案は、原案のとおり承認することに決定をいたします。
続きまして、報告議案の審査をいたします。
報第1号、専決処分した事件の承認について。平成21年度大分市
一般会計補正予算(第5号)のうち
土木建築部所管分の審査を行います。執行部の説明を求めます。
○
房前土木管理課長
土木管理課の房前でございます。それでは、報第1号、専決処分した事件の承認について。平成21年度大分市
一般会計補正予算(第5号)のうち土木建築部に係る予算についてご説明を申し上げます。
(説明書②98ページ~ 1項土木管理費について説明)
(説明書②104ページ~ 3項河川費について説明)
(説明書②112ページ~ 6項住宅費について説明)
(説明書②114ページ~ 第9款消防費のうち河川課関係について説明)
(説明書①8ページ
~ 繰越明許費について説明)
○永松委員長
ただいま執行部の説明がございましたが、委員の皆さんで質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○永松委員長
討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○永松委員長
本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○永松委員長
本案は、原案のとおり承認することに決定をいたします。
続きまして、報第8号、専決処分した事件の承認について。平成21年度大分市
住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)の審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○
房前土木管理課長
土木管理課の房前でございます。済みません、座って説明させていただきます。
(説明書②230ページ~ 平成21年度大分市
住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算 について説明)
○永松委員長
ただいま説明がございましたが、委員の皆さんで質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○永松委員長
討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○永松委員長
本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○永松委員長
本案は、原案のとおり承認することに決定をいたします。
以上で
土木建築部関係の付託案件の審査をすべて終了いたしました。
ここで、執行部より報告事項の申し出がありましたので、これについて所管する課ごとに報告を受けます。
まず、土木管理課から報告を受けます。
○
房前土木管理課長
土木管理課の房前でございます。御報告の前に、報告事項の資料を配付させていただいてよろしいでしょうか。
それでは、小規模集落における
道路等状況調査(
路線別カルテ)について、御報告をさせていただきます。お手元のほうにお配りさせていただいております資料に従って説明をさせていただきます。
平成21年の第3回定例会におきまして、調査実施について御報告をさせていただきました際、完成後にその報告をというふうに仰せがございましたので、一応報告をさせていただきたいと思います。
まず、1ページですが、今回の調査の目的でございます。生活道路となっております市道を基幹とした沿線の地域状況を多項目にわたり調査整理を行い、各市道が担うべき多様な役割を明確にした上で、地域情報を今後の道路行政や防災・福祉・医療・地域振興、また市の計画等に活用することを目的に調査に着手したところでございます。
平成21年度の事業概要につきましては、国の
緊急雇用創出事業臨時特例交付金を活用し、大南地区の
小規模集落エリアを中心とする関係市道204路線206キロのうち178.5キロについて調査をしたものでございます。
調査の内容・項目につきましては、1ページの中段から2ページにかけて記載をさせていただいておりますが、内容につきましては、この後、調査票の説明をさせていただきますので、その中で御説明をさせていただきたいと思います。
それでは、資料の4枚目、A3の資料がついていると思います。
これが今回の調査の調査票でございます。まず、上段には路線の基本情報として、路線名、起点、終点等を記載いたしております。次に2段目に調査による道路状況を丸で囲んで記載をしております。3段目が道路特性及び路線評価を記載した項目となっております。その下が具体的に各路線の起点から終点までの道路状況を記載したものになっています。
今回の業務では、1路線ごとにこういった調査票をつくったところでございます。
まず、この図の左下のほうに道路の起点というところがあろうかと思いますが、この起点から右にずっと上がっていきますと、終点までの間の道路の状況について記載をいたしております。まず、色分けでグリーンとか青、赤、黄色というふうな形で色分けして路線に表示をしておりますが、これはそれぞれの
道路起点ごとに色表示をして、視覚的に見てすぐわかるような形で表示をしております。
続きまして、起点側から順に御説明させていただきますが、途中に黒線で丸を囲んだところが3カ所ございます。起点側に2カ所と終点の手前に1カ所、一応これにつきましては視距不足、いわゆる見通しが悪いところ、20メートル先が見えないというふうなところをこういう形で表記をしております。
また、途中の黄色の丸や青の丸は黄色の丸が街灯の場所、青が防火水槽の設置場所というふうに記載をしております。
また、道路の状況から防護さく等が必要な場所につきましては、それぞれ車両防護さく必要区間というふうな表示をいたすとともに、終点側のほうに縦断勾配、15から18%という表示がございますが、とりわけ勾配のきついところにつきましては、こういった表示をしております。
それとあわせまして、それぞれの道路の舗装種別、
コンクリート舗装、
アスファルト舗装というような表示をしております。
それとあわせまして、それぞれポイントというんですか、広いところ、狭いところというふうな部分につきまして、写真を撮っておりますので、この写真をもとに状況がよくつかめるというふうに考えております。
続きまして、次のページをお開きいただきたいと思います。
まず、おわびですが、路線名が八木合・中無礼線の線が船になっております。大変申しわけございません。訂正をしておわびを申し上げます。
このページにつきましては、上段に道路の路線名とかの基本情報を記載をしております。2段目には調査に基づく地域情報、下段には
各種地域情報を地図上に展開をいたしたものでございます。
具体的には、砂防の指定地とか、急傾斜地の
崩壊危険箇所、こういったものを表示することによって、この路線の周辺地域の状況、これが一応一目でわかるというふうなことで作成をしております。また、公共施設や教育施設、医療機関や福祉施設までの距離も掲載をいたしております。
この左のほうに防災無線の圏外とか、ドコモの圏内、au、こういった電波の伝搬状態、そういったものも掲載をしています。
恐縮ですが、資料の3ページのほうにお戻りを願います。
今回作成いたしました
路線別カルテ、今後の活用方法ということで説明をさせていただきたいと思います。土木建築部におきましては、今回の調査票に基づきまして、路線の危険箇所の維持修繕、そして、今後の市道の改良計画における基礎資料として、
路線別カルテを活用していきたいというふうに考えております。
それと、あと消防局のほうにもう既にこのデータはお渡しをいたしております。その中で、消防局としましては道路の幅員、離合所の場所、そして急傾斜・砂防・地すべりの地域等がある程度一目でわかるということで、現在、災害等のときには白図を活用して、連絡があったときには場所の特定とかお願いしているということなんですが、その白図と今回の路線データ、これを使うことによって場所の特定がわかりやすいし、状況もつかめるということでぜひ活用をしていきたいというふうなお話をいただいております。
消防につきましては、出張所にもそれぞれデータを配付して情報の共有化を図ることで、緊急時に対応していきたいというふうなお話をいただいております。
また、
防災危機管理課におきましても、
災害対策本部設置時の被災箇所等の状況把握並びに自主防災会の避難経路の作成等にこれを有効に活用していきたいというふうに考えております。
今回のこの調査資料が、また各所属において有効に活用されるものと考えております。
最後に、今後の予定についてでございますが、今年度大南地区の残りの27.5キロについて調査実施をさせていただきたいというふうに考えております。
以上でございます。
○永松委員長
ただいまの報告に対して、委員の皆さんで質疑等ありませんか。
○
二宮純一委員
A3の資料の黄色の分なんですけど、これに住宅を表示することはできないんですか。せっかくこれだけいい資料があって、急傾斜地の下にこういう民家がある、ここにはこういう形で集落が集合しているというのが分かれば、せっかく資料としてつくられており、消防局もこれを活用すると思うので、八木合中無礼線のこの資料を見て、災害が発生した、それではどこに集落が存在しているというような形の住宅表示的、集合体でもいいし、丸でもいいし、何か表示を工夫して活用したらどうかと思ったんですけど。
○
房前土木管理課長
住宅につきましては、この資料の右上のほうに一応、沿線の戸数ということで、数は表示をさせていただいておりますが、今、
二宮委員お話しのようにどこにあるというのは確かにわかりづらい部分がありますので、今年度からまた引き続き調査を予定しておりますので、その中で検討させていただきたいと思います。
○永松委員長
ほかに質疑等はありませんか。
○小嶋委員
関連するかどうかわかりませんけれども、最後に説明いただいた現地調査により把握された危険箇所の維持修繕というのが、成果品の活用で示されておりますけど、例えば、河原内のところで維持修繕をするとすれば、どういうところかというのをちょっと私聞き漏らしたのかもしれませんけど、箇所づけがあるとすれば、今の段階でこの辺は修繕を来年度予算で組まないといけないなというふうに思われるところがあれば。
○
首藤土木建築部長
今回、こういった1路線ごとの現地調査をしておりますけれども、これを9カ所というのは把握してきたんですけど、これを速やかにすぐ実施して修繕するということではなくて、次回そういった要望があったときにはもちろんしたいと考えておりますし、要望に基づいて実施していきたいと思います。
○小嶋委員
わかりました。
○高橋委員
これを見ますと、1,028.8メートルという沿線の中に3戸ということなんですけど、写真を見ると何か多いような感じがしますが、3戸ですか。
○永松委員長
本当に3軒ですかという質問ですが。
○河野土木管理課計画担当班主幹
土木管理課計画担当班の河野です。写真に家が数戸写っておりますけど、1路線ごとの沿線ということで、別れ道があったら、また違う路線になりますので、そちらのほうで数がまた多くなるとかというふうな把握になってまいりますので、道路のついている沿線ということで御理解いただきたいと思います。
○高橋委員
理解ができないけれども、その沿線の戸数の3戸というのは、この中のどこを見たらいいの。
○永松委員長
執行部、説明できますか。
○河野土木管理課計画担当班主幹
今、写真ごらんいただきますように合流部というのが書いております。合流部というのは、路線がそこで分かれておりますので、この八木合・中無礼線の道路についている枝道ということで、合流部、別の28号線、27号線とかいう違う路線がありますので、そちらのほうにはまた、沿線戸数として記載しており、こちらのほうでは載せてなく別の資料で出てまいります。
○高橋委員
今の説明は、八木合・中無礼線の中で総延長は別としても3戸ということですね。
○河野土木管理課計画担当班主幹
そうです。
○高橋委員
それは、この写真の中でいったらどこになりますか。
○河野土木管理課計画担当主幹
写真で赤の矢印が書いております、合流部とか別れ道のところに。例えば、左上の写真にありますが、右側に曲がっています。これが26号線になります。左側に上がっていくのが、合流部29号線の道路になりますので、29号線の左側の上のほうの家屋等の軒数が把握されております。
○高橋委員
八木合・中無礼線の起点と終点の間で、ここの分にはやっぱり3戸ということですね。
○河野土木管理課計画担当班主幹
そうです、この道路に沿線が3戸で、別れ道に入りまして、29号線とか28号線、27号線にまたそれぞれ戸数を記載しております。
○高橋委員
そうすると、調査した路線の長さというのはどのくらいしたんですか、206キロ……。この予算の四百七十何万か出しているのは何メートルぐらいやっているのかな、全部で。
○河野土木管理課計画担当班主幹
166路線、178.5キロになっております。
○高橋委員
わかりました。そうすると、全体でどのぐらいの集落がありますか。
○
房前土木管理課長
高橋委員の御質問につきましては、全体的な戸数の把握はできておりませんので、再度その分につきましては、また正式に……。
○永松委員長
高橋委員、後日その資料を出すということですが、よろしいですか。
○高橋委員
いいですよ。わかりました。
○阿部委員
何年計画ですか。予算はここに書いてあるけど。
○
房前土木管理課長
一応計画としましては、22年で大南地区を終わる予定です。あとにつきましては当然予算との絡みもございますので、可能な限りいろんな補助金を使いながら、できるだけ早い段階で処理をしたいというふうに考えております。
○阿部委員
もう1回言ってください。
○
房前土木管理課長
できましたら、25年ぐらいまでにはすべて完了したいなというふうな気持ちではおります。
○阿部委員
25年。ここに予定している全ての完了が大体25年ぐらいですね。大南は何年ですか、2年半。
○
房前土木管理課長
大南は2年ですね。
○阿部委員
2年。
○永松委員長
委員の皆さん、ほかにありませんか。
〔「なし」の声〕
○永松委員長
同じく土木管理課から大分市
橋梁長寿命化修繕計画についての報告を受けます。
○
房前土木管理課長
土木管理課の房前でございます。大分市
橋梁長寿命化修繕計画につきまして報告をいたします。座って説明させていただきます。先ほどお渡しさせていただきました資料に沿って説明をさせていただきたいと思います。
まず、現状と課題についてでございますが、本市が管理する橋梁の現状ですが、平成22年4月現在、大分市が管理する橋梁数は945橋でございます。管理する橋梁の大部分は高度経済成長期に整備されており、架設後50年を経過した管理橋の割合が現在は7.1%でございますが、10年後には22.2%、20年後には約5割を占めることとなり、かけかえや大規模な対策を余儀なくされる橋梁が急増することが予測をされております。
そういった現状から、これまでの損傷が深刻な状態となってから対応する管理手法の対症療法型から、損傷が軽微な状況のうちに予防的対応する管理手法であります予防保全型の維持管理へ転換を図る大分市
橋梁長寿命化修繕計画の策定及び実施により、安心・安全な通行空間の確保、中長期維持管理費のコスト縮減を図っていきたいと考えております。
なお、事後的な修繕・かけかえ事業に対する国庫補助金等につきましては、平成25年に廃止され、以降は長寿命化修繕計画に基づく予防的な修繕・かけかえのみが補助対象となることが決まっております。
これまでの取り組みといたしましては、平成19年度から3年間、国庫補助金制度長寿命化修繕計画策定事業費補助制度を活用し、大分市
橋梁長寿命化修繕計画の策定を行ってきたところでございます。具体的には橋長10メートル以上の橋梁を主とし、既存の資料、橋梁台帳と点検調査結果及び現地確認から管理橋の現状把握を行い、そして、道路関係職員並びにNPO法人で組織する大分市
橋梁長寿命化修繕計画ワーキング部会を通じて、劣化予測手法等について検討を行ってきたところでございます。その調査結果につきましては、資料の3枚目以降、A3の資料でつけさせていただいております。
今回の長寿命化修繕計画の策定及び結果によりまして、橋梁の安全性が確保され、道路網の信頼性が維持できるというふうに考えております。また、損傷が深刻化してから大規模な修繕を実施する従来の対症療法型の維持管理から、適切な時期に早期の予防的な修繕を実施することで橋梁の長寿命化が図られ、コスト縮減につながるものと考えております。
今後につきましては、今回の調査をもとに財政状況、予算の平準化を考慮しながら、橋梁の損傷の補修を進めるとともに、これまでの対症療法型から予防保全型への転換を行い、計画的な維持管理を実施することで安心・安全な道路空間の確保に努めてまいりたいというふうに考えております。
以上でございます。
○永松委員長
ただいま報告がございましたが、委員の皆さんで質疑等ありませんか。
〔「なし」の声〕
○永松委員長
続きまして、住宅課からの報告を受けます。
○辰本
土木建築部次長兼住宅課長
住宅課の辰本でございます。よろしくお願いします。座ってよろしいですか。
○永松委員長
はい。
○辰本
土木建築部次長兼住宅課長
ふるさと団地の
元気創造事業につきまして、御報告をさせていただきますが、さきの第1回定例会
建設常任委員会におきまして、当時の名称として、仮称郊外型住宅団地再生推進協議会の御説明をいたしたところでございますが、正式名称として、
ふるさと団地の
元気創造推進協議会に変更したところでございます。
それでは、その後の経過などにつきまして、御報告させていただきます。
初めに、協議会の設立につきまして御説明をいたします。
お手元に配付いたしております資料をごらんください。まず、資料の1ページですが、協議会設立の趣意書でございます。
次に資料の2ページをごらんください。設立式でございますが、6月9日に全国市長会の会場でもございます東京の
グランドプリンスホテル赤坂で行いました。
第1部では、協議会構成市であります大分市、盛岡市、長岡市、札幌市、富山市、久留米市、堺市により設立発起人会議を開催いたしました。その中で、協議会規約、これは資料の3ページにございますが、その承認と役員として、会長に大分市長、副会長に盛岡市長が選任されたところでございます。
第2部の第1回会議では、国の関係省庁も出席をする中で、活動方針などを決定いたしたところでございます。資料の4ページに出席者のリストを掲載いたしております。
第3部では、各市の部長及び国の関係省庁の課長で構成する事務担当者会議を開催し、それぞれの取り組み報告とともに、今後のスケジュールなどにつきまして確認をいたしたところでございます。
資料の5ページは、設立式の新聞記事でございます。
次に、資料の6ページをごらんください。今後のスケジュールについて御説明をいたします。
右側の協議会のスケジュールでございますが、各市のモデル団地のワークショップ等で得られた情報をそれぞれの市町村とのメール会議等で情報交換をし、課題の抽出と対応策の検討を進めまして、国に対して12月に第1次提案、来年の2月に第2次提案をいたしたいと考えております。
次に、大分市でのスケジュール、これは左側に書いておりますが、まず、ことしの3月にモデル団地といたしまして、富士見が丘団地を選定いたしたところでございます。そして、3月25日に富士見が丘連合自治会長さんを初め、副会長さん、公民館事務長さんに本市の考え方などを説明し、御協力をいただくこととなりました。また、富士見が丘団地の住民の皆さんの御意見をお聞きする方法として、テーマに沿ってグループごとに自由に発言し、それをまとめ発表する、いわゆるワークショップ形式で進めることといたしました。
5月15日土曜日午前中の東区を皮切りに西区、南区、北区の順に区長さん、班長さんを中心に参加していただき、6月5日土曜日まで各区3回ずつ、合計12回のワークショップ、延べ参加人員は336名でございますが、開催いたしました。内容につきまして、この後また御説明をさせていただきます。
今後は、市の庁内推進委員会を今月22日に立ち上げる予定にしております。ワークショップでの結果を分析し、地元で立ち上げていただくことになっておりますプロジェクトチームと市のプロジェクトチームが一緒になって協議を行い、必要な社会実験を実施する中で、先ほど御説明いたしました協議会との意見集約を行い、国へ制度の改善などを提案する予定といたしております。
次に、
ふるさと団地の元気創造プロジェクト住民ワークショップニュースでございますが、カラー印刷の資料をごらんください。
表の左側は、ワークショップの背景とアンケート結果を掲載いたしております。約9割の方から参加してよかったというふうな御意見をいただいているところでございます。
右側は、第1回目のワークショップの内容を掲載いたしております。これは最初の1回目です。そして、裏側を見ていただきたいですが、左側は、第2回目のワークショップの内容を掲載しております。そして、第3回目のワークショップは右側に最後の部分に掲載いたしております。これは1回、2回目の方向性を踏まえまして、すぐ下に取り組みメニューといておりますけれども、11項目の取り組みメニューを示し、グループごとに11項目のうちから4項目選び、私ができること、地域でできること、行政に望むこと、いわゆる自助、共助、公助という形で役割分担を話し合った結果でございます。詳しい内容につきましては、御一読していただければと思っております。
なお、老人会と民生委員さんとの意見交換会を、参加は約57名の方だったんですが、先日の日曜日、6月13日に開催をいたしたところでございます。
最後に、この事業に関します新聞等の切り抜きを掲載いたしております。
以上でございます。
○永松委員長
ただいま住宅課から報告がございましたが、委員の皆さんで質疑等ありませんか。
○大久保委員
2点ほどお聞きしますが、1つはこの事業の予算はどのくらいぐらいと考えているのですか。それから、呼びかけた都市が参加するのが7市ということで非常に少ないんですけど、この辺はどういう理由で少なかったのですか。
○辰本
土木建築部次長兼住宅課長
まず、予算でございますが、この事業はことしの1月ぐらいから始まったものでございますので、予算措置はいたしておりません。来年度以降必要な予算を組みたいと考えておりますし、9月にはできれば出張旅費を予算措置できればと考えておりますが、基本的には事業に対する予算はついておりません。その中で部内予算を少し活用できるものがあればと考えております。
そして、呼びかけた都市でございますが、今言ったように時間的にも短かったことから、基本的には中核市を中心に呼びかけをいたしました。その結果、参加をいたしたいという市が約10市ございまして、その中で先ほど説明いたしました趣意書をお配りして、参加の意思をいただいたのが7市でございます。その後、新聞記事等、全国的に載りまして、自分のところも参加したいという意向の市もございましたけれども、とりあえず立ち上げにつきましてはこの7市で行ったところでございます。
以上でございます。
○大久保委員
その予算について、今年度はないと。来年度から大体全体の予算規模というのはどのくらい考えておりますか。
○
首藤土木建築部長
首藤です。今回この事業をするに当たりまして、どういった内容を国に提案していくかということを今、庁内で研究をするわけですけれども、その中で生まれてきて、モデル事業として国と調整をし、その事業費が確定することになるかと考えております。
今年度においては、国との調整を行い23年、24年をめどに事業実施をしたいと考えております。よって、事業内容は今のところ確定しておりませんので、予算のほうも今から研究したいというふうに考えております。
○永松委員長
委員の皆さんでほかに質疑等ありませんか。
○宮邉副委員長
この事業については今までもいろんな形で地元との協議等も行われているということで、部長のほうがすべてのワークショップにも参加をされたということも聞いておりまして、そういう意味ではやる気を持ってやっているだろうということなんですが、手を挙げた以上、これ引くわけには多分いかないと思うんですよ。そういう意味では、これから先の状況をしっかりとしていく上で、地域住民の皆さん方との協議も大変重要だと思っていますので、その辺については今後、地域の方々との推進に当たってのプロジェクトなり何なりというか、そういう組織的なもので何か対応していこうという部分については考え方があるんですかね。
○
首藤土木建築部長
まず、地域との連携のことですけれども、モデルとして富士見が丘団地を選定いたしましたが、選定に当たりましては、非常に苦慮したところですけれども、少しお話しさせていただきますと、市内にはこういった団地は各所に見られます。おおむね20ヘクタール以上で開発された団地が23団地あるわけですけれども、事業を推進するに当たり今までの補助金制度というような受け取り方をされたのでは、この財政状況の中においては好ましくないと思っております。そういった中で、自治会がみずから立ち上がっていただくというのがまず基本だと考えております。そういった意味で自助と共助があって初めて公助があるというふうに考えております。
そういった中で、既に大分大学等もこの富士見が丘団地においてそういった団地調査とかをされておりましたので、自治会においては受け入れがしやすいだろうということを考える中で、富士見が丘団地を選定いたしました。そういった影響もありまして、自治会自体も私のほうから強制したわけじゃないんですけれども、先ほど申し上げましたように部内予算もありませんでした。だから、部内プロジェクトチームをつくりまして、土日における参加も皆さんボランティアでございます。
そういった中で、私たちが取り組むべき問題を自治会と話をさせていただき、自治会もみずから立ち上がろうということを言っていただきまして、自治会も市と同じようなプロジェクトチームをつくろうという話になりました。そういった自治会の動きが非常に大事かと思われます。
そういったことで今後、協働して問題解決を図りながらどういった施策を国に提案できるのかということについて協議してみたいと思っておりますし、全力で取り組むつもりでございます。
○高橋委員
今のお話を聞いて、私は、いいことだなと思うんですけれども、団地の方というか協議会の方は、相当に期待しますよね。そのときに、国の方も来られておるから、恐らく何らかの要望をしていく中で成果に結びつけていくような形にしないといけません。ぜひ努力してほしいというふうに思うんですけれども、大体こういう初物をすると、国の方は乗ってくるというのが、事例、先進事例というんですかね。それに対して国の動きというのは敏感というか、地域が頑張っておられるところに対する予算のつけ方というのがあるんだろうと思うので、エールを送りますので、ぜひやってほしいなというふうに思います。
恐らく参加する地域が少ないほど、僕はいいのかなと。そういったことでぜひやってほしいなというふうに思います。
○
首藤土木建築部長
もう一つ説明がおくれましたけれども、予算がない関係からしましても、御指摘のように参加が少ないほうがいいと私たちも思いました。そういった中ですべてメール会議でもって、最終提案を行い、国に提案書を持っていきたいというふうに考えています。特に東京で集まってということではなく、6月9日の設立式も予算がないため、市長会に便乗し、12部屋を借りました。
○二宮博委員
先ほどの部長の話の中で、この協議会は中核市が中心にやっているということですが、この中には政令指定都市も入っていますか。(「そうですね、2市ほど入っております」「札幌市」「堺市」の声)ただ、この協議会自体は、何かバランスをとっているのか、政令指定都市と中核市の格をつけているのか分からないけど、余り組織自体がうまくいくような協議会にならないのではないですか。
○
首藤土木建築部長
当初、これは中核市に声をかけまして、そして、それぞれの参加意向を確認したところでございます。そういった中で、中核市で参加したいというところにお話しをしました。そういった旨を内閣官房とお話しする中で、内閣官房もその辺のバランスを考える中で、既にこういった問題に着手している都市ということで札幌市とか、堺市とかいろいろ上がってきておりまして、大分市から望んだわけではなくて、内閣官房との調整の中でバランスよく政令市、中核市、一般市も入ったような結果になりました。
○小嶋委員
あえて申し上げるまでもないかもしれませんが、やっぱりこういう取り組みというのは、高橋委員もおっしゃったみたいにエールを送るということに私も賛成です。
地域主権というものがどんどん進んでいくと思いますね。だから、国に提案する内容ももちろん大切なんですけど、それぞれ自治体の中でどう具体的に対策を講じるように役所の中でしっかり議論することが私は大事だと思いますので、これがひとつうまくモデル事業ができ上がると、地域主権の一つのモデルになって、地域主権の中での事業の具体的なモデルになっていくと思うので、ぜひ頑張ってほしいと思います。よろしくお願いします。
○
首藤土木建築部長
御支援ありがとうございます。いずれにいたしましても、これは土木建築部だけで対応することはできないと考えております。そういった中で庁内検討委員会も立ち上げております。各部局にまたがった中での議論をしていきたいというふうに考えております。
○永松委員長
委員の皆さんでほかに質疑等ありませんか。
〔「なし」の声〕
○永松委員長
執行部、その他として何かありませんか。
〔「なし」の声〕
○永松委員長
それでは、引き続き、都市計画部の審査を行いますので、説明員は交代してください。
しばらく休憩いたします。
休憩 午前11時05分
再開 午前11時11分
○永松委員長
それでは、これから都市計画部の審査に入ります。
審査に入る前に、委員会運営について確認をいたしておきます。お手元に配付いたしております委員会における確認事項をごらんください。1つ、発言方法について、2つ、自由討議について、3つ目、反問権についてとなっております。詳細における説明は、配付にてかえさせていただきますので、委員の皆さんと執行部の方におかれましては、よろしくお願いをいたします。
それでは、都市計画部の案件について審査を行います。
説明員は、最初に所属と氏名を告げてから発言をお願いいたします。
最初に、4月1日付の人事異動に伴い、説明員の変更がありましたので、紹介を受けることにいたします。
○皆見
都市計画部長
おはようございます。
都市計画部長の皆見でございます。審議前の貴重なお時間をいただきまして、去る4月1日付の人事異動によりまして、都市計画部の説明員に変更がございましたので、昇任及び転入者につきまして自己紹介により紹介させていただきます。よろしくお願いします。 (課長補佐以上 自己紹介)
○皆見
都市計画部長
以上でございます。なお、都市計画課長の松﨑につきましては、病気療養中のため、本日出席がかないません。どうぞよろしくお願いします。1年間どうぞよろしくお願い申し上げます。
ここで執行部説明員を代表してごあいさつを申し上げさせていただきます。
まず初めに、このたびの
全国市議会議長会から在職25年表彰を受けられました
阿部剛四郎委員に対しまして、心からお喜びを申し上げますとともに、これまでの御功績に心から敬意と感謝の意を表する次第でございます。
また、4月5日発行の「日経グローカル」による全国807市区議会に対する議会改革調査におきまして、大分市議会は全国で6位、県庁所在地や中核市の中ではトップの御評価をいただいたことに対し、お喜び申し上げます。これもひとえに委員皆様のより一層の議会活性化を目指されての常日ごろからの御尽力と御精進のたまものと心から敬意を表する次第でございます。
次に、議案についてでございます。今定例会には、予算議案1件、一般議案1件、また報告議案として予算議案を4件上程させていただいております。
議第41号、平成22年度
一般会計補正予算(第1号)についてでございますが、今回の補正予算は、中心市街地の駐輪対策に取り組むため、大分サティ跡地であるセントポルタビル地下を賃借し、駐輪場として活用する経費を計上いたしております。
この議案につきましては、議会基本条例第8条に基づきまして、重要な政策等に位置づけられ、本会議の場でさまざまな論点から御示唆、御論議をいただきました。この議案の事前説明に際しまして、数々の不手際がありましたことはまことに遺憾であり、委員皆様に心からおわびを申し上げます。
今後、このようなことのないよう、私ども説明員一同、日々自己研さんに努めてまいる所存でございます。
なお、議案の詳細につきましては、後ほど担当課長より御説明いたさせますので、何とぞ慎重御審議の上、御決定賜りますようお願い申し上げます。
また、報告事項といたしまして4件ございます。後ほど担当より御報告を申し上げます。
以上でございます。
○永松委員長
それでは、審査に入ります。
最初に、予算議案の審査を行います。議第41号、平成22年度大分市
一般会計補正予算(第1号)第1条
歳入歳出予算の補正、歳出第8款土木費のうち
都市計画部所管分の審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○皆見
都市計画部長
審査に入ります前に、本会議の場で駐輪場整備計画につきまして、最新の資料の提出を求められまして、市長のほうから、提出する旨御回答申し上げました。資料に合わせまして、私からまた若干の経過説明をさせていただきたいと思います。よろしいでしょうか。それでは、資料を配付させていただきます。
長くなりますけど、よろしくお願いします。
議案説明に入ります前に、本会議での議案での御指摘の論点は、大きくは3点でございました。
まず、拙速ではないのか。なぜ急ぐのかということでございました。
これにつきましては、平成18年9月の議会で議決をいただきました自転車等の放置の防止等に関する条例は、平成19年1月に施行し、これまで放置自転車の撤去、駐輪マナーの向上を中心に取り組みを進めてまいりましたが、中心市街地につきましては、抜本的な解消に至っていないのが現状で、国道10号北側、府内町や中央町には1,000台を超える路上駐輪がございます。
こうした課題を解決していくため、条例8条では放置禁止区域を指定し、速やかな撤去ができるよう制度化されております。この制度では、区域に放置するときに、駐輪場などへ移動することができ、また、放置状態にあるときは、警告札をつけて3時間で撤去できることとなります。しかしながら、駐輪場の絶対数が不足する中、この制度の導入に踏み切れていないのが現状でございます。
こうした中、セントポルタビルにつきましては、1月22日に西原パーキング、大分商工会議所、商店街関係者、トキハインダストリーの4者から、本市に対しまして、建物の一部の活性について、何らかの支援が欲しい旨の要請がございました。行政としての支援策や中心部の活性化を含む活用策について、商店街関係者等とも連携を図りながら検討を進めてまいったところでございます。
その後、3月定例市議会におきまして、サティ跡地がスムーズに再オープンできるよう、行政として全面的に協力することを要請する旨のにぎわい創出・複合文化交流施設建設特別委員会委員長報告が本会議でなされたことを受け、行政としての支援策として建物の一部を借り上げることや出店の補助を行うなど、さまざまな支援の形態が考えられる中、地下1階のまとまった土地を駐輪場として活用する案が出てまいりました。
当部では、先ほど申しましたように絶対数が不足しておりましたので、この駐輪場を活用したいという結論に至り、今回の議案の提出に至った次第でございます。セントポルタビルの整備スケジュールといたしましては、現在、取り壊しの工事が進められておりまして、それが終わった7月あたりに改修工事に着手し、秋ですが、1階にトキハインダストリーを開業するという運びになっております。
したがいまして、駐輪場の開業時期に合わせて、それぞれまちの活性化の思いに背くことのないようにあわせていきたいということで、今定例会での所要の経費の上程となったところでございます。
次に、若草公園の利用率が低い中で、なぜ隣に大規模な駐輪場をつくるのかということについてでございます。
先ほど説明しましたように、現在、両側で1,000台ほどの不足台数がございます。後ほど、担当課長より詳細の説明をいたさせますが、今、中央通りについては約700台の仮駐輪場がございまして、これを撤去いたしますと、1,700台の不足になります。そうしたことから、最終的に若草公園と至近距離にありますけれども、近い将来の駐輪禁止区域の指定を目指しまして、ある程度まとまった駐輪場の確保が必要だということで御提案の場所を賃貸したいとの結論に至った次第でございます。
なお、費用対効果も検証する中、総合的な観点から、安価であるということ、また中央通りにも近いということで、そういう結論に至りました。
次に、整備計画について趣旨の御議論をいたしました。この計画につきましては、平成18年から取り組みがスタートしておりまして、これまでにかかった経費、あるいは協議会でさまざまな議論をいただきました。こうした経過を無駄にしたくないという思いから、その取りまとめを急ぎました。その結果、数値などの時点修正につきましては極力必要最小限にとどめまして、成案として取りまとめさせていただいたところでございます。
先ほども申しましたが、議案質疑の中で、最新の数値が可能であれば委員会に提出して、委員会の議論にゆだねるように御指摘がございましたので、これにつきましては担当課長より詳細を説明させていただきます。
以上でございます。
○
内田都市交通対策課長
都市交通対策課内田です。それでは、お手元にお配りしております資料に基づきまして、御説明をさせていただきます。
お手元に表紙をつけまして、大分市自転車等駐車場整備計画補足説明資料……。
○永松委員長
課長ちょっと待ってください。これは次で言ったほうがいいんじゃないかな。第2条の債務負担行為の補正、ここで一緒に言ってもらって、補正予算を先に説明受けたほうがいいんじゃないですか。ですから、平成22年度の一般会計の補正予算云々、こちらのほうから先に説明をして、それを審査した後に、これからの駐輪場の関係含めて。(「予算の中にあるでしょう」の声)予算に入っているの、含まれるのか、それなら一括で上げましょうか。
それでは、済みません。委員長のほうから訂正をさせていただきます。
議第41号、今上程したものと、それから次の第2条の
債務負担行為の補正、1、追加セントポルタビル地下駐輪場借上料、これらを一括審査したいと思いますが、委員の皆さん、それでよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○永松委員長
では、執行部そういうことでお願いします。
○
内田都市交通対策課長
それでは改めまして、都市交通対策課長、内田です。議案の説明をさせていただきます。
それでは、議第41号、平成22年度大分市
一般会計補正予算(第1号)について御説明をいたします。
(説明書④ 14ページ~第8款土木費のうち
都市計画部所管分、第2条、
債務負担行為の補正 1追加、セントポルタビル地下駐輪場借上料についての説明)
○永松委員長
ただいま議第41号の第1条、第2条一括して執行部の説明がございましたが、質疑、意見はございませんか。
○大久保委員
幾つか質問しますが、1つは、整備計画では整備計画目標が1,100台というふうになっていますが、公共で505台となっています。今回の提案のセントポルタビルの地下駐輪場整備事業では1,000台を確保するとしておりますが、民間の駐輪場設置はどのようになっていますか。
○
内田都市交通対策課長
都市交通対策課の内田です。今、大久保委員お尋ねの点につきましては、きょう皆さん冊子のほうをお持ちでしょうか。
それでは、冊子の37ページをお開きください。37ページの中で将来の整備計画の方針ということでございまして、各ブロックごとの不足台数を民間と公共とで半分ずつ今後も負担していこうという考え方を示しております。ただし、これは各ブロックごと、例えば、4ブロックを見ますと総数で1,010台、それに対しまして民間側が505台、公共側が505台という数字のあらわし方をしておりますけれども、これにつきましては必ずしもそのブロック内でこれだけの数をすべて処理するというわけではございません。極論すれば、例えば、4ブロックと5ブロックのトータルでこの数字を考えるということもございますし、対象となる地区内すべてでそれぞれの官民の役割を果たしていくという考え方もありますので、必ずしも4ブロックで505台を公共が整備すればよいというものではないと考えております。
民間側の整備につきましては、今後、空き店舗の利用ですとか、駐車場を駐輪場に転換するとか、そういう働きかけを商店街や民間のほうにしてまいりたいと考えております。
○大久保委員
もう一つは、ほかの店舗などの要望があった場合、この事業をどんどん進めていくかどうか。
○
内田都市交通対策課長
条件が有利なものであれば、その都度検討いたしまして、駐輪場整備計画に乗っていくようなものであれば、また、投資効果が考えられるものであれば検討してまいりたいと思っております。
○大久保委員
商店街の人は、駐輪場を本当に望んでいるのか、他の施設ではいけないのか、この点をちょっと聞きたい。
○
内田都市交通対策課長
商店街のほうからでも駐輪場の駐輪のマナーが悪いという声は上がっております。我々自転車の整理業務を行っておりますけれども、その際にも非常に駐輪マナーが悪いことも周辺の人から御指摘を受けている状況でございます。
○大久保委員
もう1つは、今回突如として予算計上されましたが、設備投資の費用と借地費用を考えると、建設された駐輪場施設を借用したほうが有効ではないかと思うんですが、どうでしょうか。
○
内田都市交通対策課長
今回の整備に当たりましては、例えば、隣の公園用地を使って新たに整備をする場合ですとか、公園の周辺、中心市街地の中に駐輪場を我々整備したいと考えておりますので、その他公園以外の用地などを買収して駐輪場をつくる案ですとか、また駐車場用地を借り上げて整備をする案とか、比較検討しておりまして、その中で今回の手法が一番安価にできるということで判断をしております。
○大久保委員
最後に。一番問題になったのは、やはり若草公園駐輪場の利用率が約半分ということで、その近くに駐輪場1,000台分をつくるというのはいかがなものかという点がかなり議論の中心だったと思うんですね。私もそう思うんですけれども、三浦議員が言われていたように、自転車の利用者というのはやはり目的の店舗の前にとめるというのが常識的なやり方だと思うんですが、この駐車場をもっと分散してつくらなければ、実際には1,000台というのが相当利用が低くなるとともに、利用価値も低くなるんじゃないかと。そして、遊ぶ台数が多くなるのではないかという懸念があるんですけど、そこら辺は心配ないですか。
○皆見
都市計画部長
最終的に、本市におきましては、中心市街地を回遊できるようなまちづくりを今進めております。39ページですけれども、このひし形の形、5のところは昭和通り交差点です。それから、左が若草公園で、ここのところがアクアパークです。下のほうがパルコの周辺ぐらいになりますが、この4ブロックにある程度集約していこうと。これまでまとまったスペースがとれないことから、昭和通りの歩道をある意味縮めることで駐輪場に対応してまいりました。その結果、皆さんが逆に安心してこられる側面があるんですが、それが逆に来たときにいっぱいになっておりましたら、その周辺にとめるということで、路上駐輪を誘発する結果にもなってきます。
最終的に今、健康志向でございますし、私どもは自転車の利用は今後ふえていくという認識もございまして、逆にまちを歩いていただくような回遊性を持ったような方向にも貢献できるんじゃないかということで、そんなに長い距離じゃございませんし、歩いていただくようなまちにしていきたいという思いもございまして、大きくは4つの拠点に集約していきたいという考え方で今取り組みを進めております。
○永松委員長
よろしいでしょうか。
○大久保委員
はい。
○高橋委員
この計画を見たときに、さきほど大久保委員がおっしゃったように、私は1,000台分を1つのところにできるような駐輪場というのは非常に問題があると。要するに、先ほど言いましたように分散型じゃないとなかなか難しいんじゃないかと。
駐輪の内容については2つあると思うんですね。会社に勤める方は1日朝置いて行く場合と、買い物に行く場合があるんじゃないかなと思うんです。そういった場合、1日置ける場合には1,000台の駐輪場に置いてその辺に行くかなという気がするんですけれども、買い物に行く方を考えると、やっぱりその店舗のところに置くと。
逆にここに1,000台の駐輪場があるからということで、トキハ側が不足していますけれども、そこに行くかというと、私は新川のほうにおりますけれども、女房は絶対置きませんね、残念ながら。駐輪禁止ということになれば置くと思うんです。そういったときに回遊といいますけれども、主婦は毎日毎日回遊するわけじゃないから、そういうところに行くことにはならない。これが主婦の考え方です。
そういうことから見ると、今、1つ質問なんですけれども、8時間ぐらいの滞在型の駐輪と買い物の駐輪というかな、その区別というのをどの程度していますか。ちょっとその辺を聞きたいと思います。
○皆見
都市計画部長
大きく分けまして、中心市街地の駐輪場といいますと、駅周辺につきましては、朝日生命ビル付近もそうですけれども、JR等で中心街においでになって、そこから学校とか勤務先に行くときに駐輪場を利用するというふうに認識はしています。アクアパーク側につきましては、勤務の方と買い物の方が利用しているという状況です。若草公園につきましても同様の状態と思います。中央通りについては主に買い物の方という認識をしております。中央通りにそういうスペースを用意するのが一番いいんでしょうけど、なかなかそういう公共スペースが確保できないという形ですね。今例えば、わさだタウンもそうですけれども、ひとつのまちとして歩いて楽しむモール型のショッピングゾーンを目指す。
確かに、私を含めまして、市民の行動というのはやっぱり一番近いところにとめたいという、これはそのとおりと思いますし、私自身もそういう行動パターンをとってきたことは事実でございます。
ただ逆に、そういう行動がやはり中心市街地の放置自転車が減少しない要因にもなっているということで、ある程度まとまったスペースがございますと、そこに行けば安心してとめられるということですね。来街者が自転車で安心して来れる要素もあるんじゃないかと私は信じておりますし、そういう中で一番は先ほど高橋委員からも御指摘がございましたように、一つの駐輪スペース、高校生は夜とめて朝来ます。そこに勤務する人の方もとめているということで、例えば、4時か5時に学生が帰ろうとするときに駐輪場があいていないわけですね。そういうこともまた駐輪につながっていくのかなと。
もう1点は、本会議の場でも説明しましたが、今の駐輪場が管理上、8時半にしております。そうしますと、例えば、駅を利用して、あるいはバスで勤務場所とか、学校に来られる方というのはやはり私どものまちの来街者で、結局は消費行動を起こすお客様ですから、歓迎していくべきじゃないかと。そういう方がやっぱり安心してとめられる環境づくりも必要になってくると。一番は、先ほど数字上の部分を言いましたけれども、1引く1でおさまるのではなくて、やっぱり駐輪需要というのは移動いたしますので、ある程度余裕を持った確保も必要かなというふうには考えております。
○永松委員長
高橋委員、ちょっと待ってください。
12時になる直前ですので、委員の皆さんにちょっとお諮りいたしますが、この案件もかなり議論になろうかと思いますし、まだ報告事項等もありますし、1時から活性化も予定されておりますので、この後の審議をどういたしましょうか。活性化が終わった後、きょうやりますか。それとも、きょうは一応閉じて、3日目の管内視察を取りやめて朝からやるか、どういう方法がいいでしょうか。(「そうしましょう」の声)それでは、一応もうきょうはこれでとりあえず閉めるということでよろしいですか。
○小嶋委員
高橋委員はいいんですか、途中になりますけど。
○高橋委員
活性化よりもこの委員会が、優先されるのではないのですか。
○永松委員長
いや、それはそうなんですが、活性化の委員もいるでしょうから、それで皆さんにどういう方法でいきましょうかということを今お諮りをしています。もう委員会を優先して午後ずっとやりますか。
○阿部委員
委員会が優先になるのは当然なんですよ。
審議のあり方を今、再検討したらどうでしょうかという話をしている。
○永松委員長
やめるということは言っていないので。(「最終日というか3日目にしようかという話を……」の声)場合によっては、3日目の管内視察を取りやめて集中的に審査するという方法もある。
○高橋委員
私は、審議は昼から続ける形がいいと思います。
○永松委員長
ほかの委員の皆さん、どうですか。活性化をおくらせてでもやるというような方法でいいですか。
○宮邉副委員長
昼からどの程度時間がかかるかはっきりわからない部分がありますよね。日程を考えたときに、ゆっくり時間をとるとすれば、もう3日目にしたほうが時間はとれるかもしれない。
○高橋委員
内容によっては、3日目とれるかとれないかというのはわからないでしょ。
○永松委員長
3日目というのは。
○高橋委員
会派に持ち帰ったり、いろいろすることもあるかもしれない。会派の代表として来ているわけですから、いろいろあると思うよ。
○永松委員長
そうすると、この委員会が優先するということで1時以降もやるとするか。逆に、活性化を先に終わらせてその後するとか、どういう方法をとりましょうか。(「活性化は、1時間程度と思うけど」「それでは、後でやりますか」の声)活性化終了後直ちにというようなことで皆さんよろしいですか。
〔「異議なし」の声〕
○高橋委員
1つお願いです。最初に
都市計画部長がなぜ急ぐのかということと、若草公園の隣接に設置することなど、3つのことを言いました。これは物すごく重要なんですよ。我々会派に持って帰って説明する際にも。このことを文面でくれませんか。これが欲しいんですよ。もともと、この話がなかったから、問題になっているんですよ。本当に。この問題が解決されていれば、本会議でああいうことにはならない。これが問題ですよ。だから、さきほどの文面を……。(「原稿あるでしょ」「はい」の声)
○永松委員長
それでは、それを書面で提出をしてください。
それでは、しばらく休憩いたします。
休憩 午後0時00分
再開 午後1時45分
○永松委員長
それでは、委員会を再開いたします。
傍聴者がおられるようでございますが、傍聴者は傍聴規則を遵守の上、傍聴くださるようお願いいたします。
○高橋委員
午前中、部長が将来の南北の交流というか、回遊という話をしていましたが、将来いつそういうことになると考えているんですか。
○皆見
都市計画部長
本年度より予算をいただきまして、トータルデザインの取り組みに着手いたしました。中心市街地活性化の取り組みの1つとして、回遊性を持たせたいと思っております。そういう部分で最終的には、土地区画整理事業が完了する26年にはそういうイメージのまちづくりを実現していきたいと、今鋭意取り組みを進めております。
○高橋委員
現在、回遊人口がどれくらいいるか、また今後どれくらいに持っていきたいという思いがあるんですか。
○皆見
都市計画部長
中心街の来街者を35万人の目標にしておりまして、それを目標に目指しております。あわせて、そのうち4割の来街者の滞在時間が3時間以上ということで、中心街のエリアでくつろぎながら消費活動をするなど、中心街の活性化にも寄与していただきたいという思いで中心市街地の活性化の取り組みを進めております。
○高橋委員
私が思うには、理想的な夢みたいなこと、いわゆる計画ですよね。そういった中で、さきほど言ったとめようとされる主婦の方々、お年寄りの方々、駐輪場を利用される方々に対してどういった駐輪場が欲しいのかというアンケートなど、市民の声というのはどういった形で駐輪場に対する考え方を聞いたのか、その辺を教えてください。
○皆見
都市計画部長
具体的な利用者のニーズは調査しておりません。
○高橋委員
使う人の調査もしてなくて、どうしてそれが……。それでは、そうなるように誘導していくということですね。そういうことを目標にやっていくということで考えたらいいですね。
○皆見
都市計画部長
そのとおりでございます。
○高橋委員
うちの女房は規制でもしないとトキハ側にあったものを若草公園側にとめないと、そういう声があるんですよ。要するにドア・ツー・ドアというか、買い物する側にしかとめないと。主婦の方、周辺の方も一緒。そういった状況の中で今から強化をしていくと。駐輪計画をやると。その方向性はきちっと出ていますか。
○皆見
都市計画部長
午前中も説明いたしましたが、放置自転車対策に取り組む中で駐輪違反の多いところにつきましては駐輪場をつくると。路上駐輪をなくしていく形で今、条例をつくっています。そうなりますと、禁止区域を指定していかざるを得ないんですけれども、そのためには午前中も説明しましたが、その受け皿が必要になるということで、1カ所に集中するのは高橋委員が御指摘のとおりと思いますので、大きくは4ブロックに集約していきたいという思いで取り組みを進めています。
○高橋委員
それでは、条例はいつつくりますか。
○皆見
都市計画部長
現行の条例でそれは動けます。
○高橋委員
禁止区域を設ければいいということですね。
○皆見
都市計画部長
そのとおりでございます。
○高橋委員
1つ、今までの流れを確認したいんですけれども、市長の答弁ですが、トキハインダストリーさんが1階に入居するということで、2階部分についてはぜひ市のほうで家賃補助をやってほしいと。特別にそういう要請があったと。それはなかなか難しいということでお断りしたと。その際に、地下はどうするんでしょうかとお話をしたら、地下は閉鎖をしたいということでございましたと。そういう中で自転車のこれからの駐輪場の整備計画を立てておりましたが、その中でぜひともこの地域に駐輪場はどうしても将来的に必要になってくるだろうという判断がそこに働いたと、こういうふうにある。このことについて部長は知っていたんですか。
○皆見
都市計画部長
承知しておりました。
○高橋委員
それは担当の説明の方は知っていたんですか。
○皆見
都市計画部長
今、私どもは組織で取り組んでおりますので、日々いろいろな情報を共有しておりますので承知しておりました。
○高橋委員
何で説明しなかったんですか。
○皆見
都市計画部長
それに関しては、今回いろいろな説明で不手際がございましたけれども、不適切な部分があったということで、先ほど、私も含めまして今後このようなことがないようにということで説明させていただきました。
○高橋委員
そうしたら、もめなかったらこのまま議案を通すつもりだったんですか。要するに我々議員が内容がわからなくて、そのまま、はい、はいと言っていたら、もう通すつもりだったんですか。その辺どうですか。
○皆見
都市計画部長
私、部内の勉強会でそういう経過等につきましては説明をしたというふうに報告は受けております。
○高橋委員
課長、説明しましたか。
○
内田都市交通対策課長
商店街や地元からの要請があったこと、それから特別委員会で委員長の報告があったことは御説明いたしましたけれども、家賃補助については御説明しておりません。
○高橋委員
部長、違うじゃない。
○皆見
都市計画部長
済みません。委員の質問を取り違えておりまして、家賃補助については説明を省略したようでございます。訂正いたします。
○高橋委員
市長が言われる、違法駐輪がされたままの状態だと障害者などが歩行に困ると。これは理解できます。自転車によるまちづくりも、これも私は推進していって地球温暖化のためにこういったことも進めていく、これも賛成です。駐輪場を設けることもこれも賛成です。何が悪いかということがわかっていますか。なぜ我々がこのことをずっと、質問でしてきたかわかっていますか。その辺ちょっと言っていただきたい。
○皆見
都市計画部長
正確には表現できませんので。(「少し大きい声で言わないと聞こえない」の声)
○永松委員長
もう一度。
○皆見
都市計画部長
正確に理解できておりません。
○高橋委員
理由は、一般質問の中で今山議員が質問したこと、三浦議員が質問したこと、最初に謝ったからいいかということじゃなく、我々議員として市民から選ばれて、この議案に対する判断をずっとしているんですよ。市民から負託を受けて選ばれた人間がね。そういった中で、この議案に対して、市民のためになるかということをずっと考えているわけですよ。
こういうデータが、ありながら出さなくて。そのような中で一般質問でつくってきた内容ですよ。それがわからないというのはおかしいじゃないですか。要するに、トキハインダストリーさんが来てくれるといった中身があったりすれば、企業誘致、それはありがたいことだと、そういったことも含めて総合的に判断したということがわかれば、皆さんの心だって、ずいぶん変わったと思うんですね。それでは、団長会議、議会の会派、委員長などにこの中身について全部話をしましたか。
○皆見
都市計画部長
大変申しわけございません。そこまで詳細な説明申し上げておりません。
○高橋委員
この駐輪場というのは本当に身近な問題で、市民が一番関心ある問題ですよ。そういった中で議会の判断が働くということを全然理解していない。市民の声をやっぱり……。要するに、この提案というのは議会の軽視ですよ。このままきちっとした説明がなかったら全部行っていますよ。と言いますか、本当この思いがなくそのまま行っていたら、このような内容もわからなかった。
来てくれて本当にありがたいと思っているんですよ、要するに市街地の活性化のために。物すごくありがたいことだと思っている。だから、来てくれるのにはある程度バックアップしていきたいというのは、みんなの心の中にあると思うんですよ。そういったことを説明すれば……。謝ったらいいという問題と違う、本当に。
それともう1点。駐輪禁止区域をつくらなかったらどのくらいぐらいの駐輪があると思いますか、ちょっと言ってください。違法駐輪の禁止区域をまだつくらないわけですね。つくらなかった場合、どのくらいの駐輪数が入ると思いますか。費用対効果ではないが、禁止区域ができるまで私は絶対入らないと想定していますけど、どのくらい入ると思って予想していますか。違法駐輪の禁止区域をつくらなかったら。
○皆見
都市計画部長
若草公園等の状況を見ますと、かなり厳しいというふうに認識しております。
○高橋委員
早く禁止区域をつくって、広報して市民の同意などをもらってやっていかなければできないと思いますが、いつつくるということを担保してほしい。
それともう1点、商店街の人はつくってほしいという要望があったというふうに伺ったんですけれども、その点についてどうですか。
○皆見
都市計画部長
午前中、担当課長の説明がありましたように、やはりお店の前等に違法駐輪があり困るということで、そういう要望自体は1回お聞きしております。
○高橋委員
商店街から駐輪場をつくってほしいという要望はあるんですか。
○皆見
都市計画部長
駐輪場については今回のような大規模なということではないんですが、駐輪場をつくってほしいという要望は機会あるごとにお聞きしております。
○高橋委員
そうしたら、駐輪場と駐輪禁止区域がセットになった場合、セットに反対する声についてはどう担保されているんですか。
○皆見
都市計画部長
全商店主に確認したわけではございませんので、個々のお店についてはやはりそういう異論がある可能性は否定できません。
○高橋委員
そうしたら、反対運動が起こったらどうしますか。
○皆見
都市計画部長
最終的に説明をしながら理解を求めてまいりたいというふうに考えております。
○
二宮純一委員
自分らも勉強会等をしながら、この件について、駐輪場の予算づけ等は余りにも唐突的に施行されるような形になったということに、まず第1の不信感を持ちました。また、このように短期で予算づけしているものに対して、地元の地区としては、60何年来図られた都市計画、また1,000台の駐輪場を、例えばの例として滝尾、下郡の費用対効果で2万人の利用客がある。それをずっと平成何年からか継続審議としてやっていきながら、2万人対1,000人を考えれば、どうしても自分のほうとしてはこの2万人のほうにウエートを置く。そこに、
債務負担行為をするのであれば、長年の夢である地元にも、駐輪場をつくってくれるのかなという淡い気持ちはあるところなんです。サティがあったときも、自分は元消防局として現地にはしご車を持っていきながら設置しなければならない、そのときにサティ周辺の違法駐輪が邪魔で、ビル火災を想定したときに災害活動に支障が出るなという認識はありました。
そうした中で、今回西原パーキングさんですかね、2階にして、そこに駐輪場をつくるというような話が出ていたときに、あのサティのときには周りに違法駐輪に加えて若草公園に収容し切れない状況であったと。先ほど言いましたスーパー、デパート等の前に駐輪するのが本来利用する側としてはとめる。それが違法駐輪につながったという事実もわかります。
今回自分が思うのに、まちなかの活性化のために、あそこにトキハインダストリーさんが入りながら、地下に駐輪場を設置する。それによって、周りの違法駐輪が解消されれば、本当に大分市のきれいなまちづくりの一翼を担うというふうな面ではいいことだなというふうには思っています。
ただ、それに至るまでも余りにも説明不足というか、唐突過ぎるというか、なぜこの6月議会でそんなに早くしなければならないのかな。議員として説明不十分とみんな思われている中で、言葉が悪いですが、そこに何かあるのかなというふうに勘ぐってしまう。そのような中で、なぜ6月の議会で早目にしなければならないのかなという1つの疑問は生まれてきたんですよ。そういう憶測で物を言っては失礼ですが、何かがありますか。
○皆見
都市計画部長
最終的に西原商会さん、トキハインダストリーさんにつきましては、先ほど高橋委員から御指摘がありましたように、まちづくりに寄与したいということで取り組んでいただきました。その中で、今回の駐輪場活用の案が上がってまいりました。最終的に、禁止区域の設置をするのが理想形ではございます。いろいろスケジュール等を検討させていただきました。
その結果、空き空間は地下でございます。現行の地下の形態では駐輪場として活用できません。スロープの設置であるとか、それについてはベルト式の移動装置をつくって上りを楽にするんですけれども、やはり買い物のお客様ですと、女性とか高齢の方がおられるということで、1基ですけど、エレベーターの設置をさせていただくこととしました。
こういう設備につきましては、最終的に私どももいろいろなステップを踏みながら説明申し上げ、やりたいというのもあったんですが、10月のオープンを目指しております。その中でオープンした後に地下の大規模な工事をするということは、逆に出店者の思いを支援するよりも逆効果になるところがあるんじゃないかということで、最短のスケジュールを組みました。そういう部分でかなり私どもとして準備不足があり、説明に際して本当に不手際があったことに対しましては、重ねておわびを申し上げる次第でございます。それ以外の他意は一切ございません。
以上でございます。
○
二宮純一委員
10月がオープンということで逆算していたときに、この6月議会で予算づけをしていったと。わかりました。
以前、あそこの商店街にサティがなくなった関係で若草公園の駐輪場も半分程度になった。空白地帯ができた。今後またインダストリーが入り、人のにぎわいが出てくるため、地下に1,000台分の駐輪場、それに加えて若草公園駐輪場ということで、そこ辺の必要性というのも私は理解しているんですよ。理解できますけれども、とにかく一番の問題はやはり説明不足ということが自分の中には芽生えているのが本音なので、今いろいろ部長や高橋委員の意見等々を聞きながら判断したときに、オープン時期と6月議会に上程した理由、それらが合致して整合性が出てきたので一歩前に進んでいくのではなかろうかなというふうに自分は思いました。
○小嶋委員
幾つか確認したいことがあるんですけど、まず1つは、きょう、21年の9月15日の15時時点ということで数字が出ましたね。これは建設常任委員に説明する段階、あるいは会派に説明する段階では、このデータというのはあったんですか、なかったんですか。
○皆見
都市計画部長
私も整備計画分析不足でしたので、いろいろな資料を探す中できのうの夜、準備したものでございます。
○小嶋委員
21年9月の資料がゆうべ準備されたんですか。
○皆見
都市計画部長
いえ、その分析の表でございます。
○小嶋委員
いや、私が聞いているのは、去年の9月のデータはあったんですかと聞いているんです。
○皆見
都市計画部長
ございました。
○小嶋委員
あったんですか。あったということであれば、それは例えば、重要事項の概要について会派説明をした時点で、この分析表はなかったにしても、この数字はあったんですか。
○皆見
都市計画部長
ございました。
○小嶋委員
我々の会派は、これについては積極的に推進すべきだという立場であるので、示された当初の数字からいえば、ちょっと18年度の数字と24年度の推移を書いていて、24年度と18年度は、もう今22年度だから、24年度の推移のほうが近いのに18年度の数字を比較して、この説明を受けるのもどうかなという思いを持ちながら、一方で早くつくったほうがいいなという思いがあって、それなりの議論はしながら進めさせてはいただいたんですけれども、一番直近のデータがあって、当初の説明資料に出さないということ自体、これはやっぱり大きく反省をしてもらわなければいけないということ以上のやっぱり罰を受けるべきではないかなと私は思いますけどね。
それから、概要の中に書いている事業の効果、これは会派の説明会の中でも言わせていただきましたけど、これ順番が全く違いますよ。4項目書いていますね。放置自転車の減少に景観等良好な都市環境が醸成される、これはまあいいとして、一番大切な、大型駐輪場ができることで安心して気軽に市内中心部に来ることができ、買い物客も増加し、中心市街地活性化に寄与するというのが4番目に来ておるわけです。2番目に、放置自転車の減少により歩行者の安全が確保される。これはそのとおりだと思いますが、3番目に、つまり大型駐輪場ができることで安心して気軽にというよりも前に、自転車利用が増加し市民の健康増進が図られる、これは事業の効果としていかがなものかという思いはありますが。
ですから、今4項目上げた中でやっぱり順番が全く違うということは、私は指摘できるんじゃないかと思います。なぜそういうことを言うかというと、やっぱり当初の取りかかりから非常に安易だということが言えるんじゃないかと思います。説明資料も不十分。しかも、事業の効果についてももう少し説得力あるものを事業の効果として上げなければ。皆見部長もおっしゃっていたように、我々からすれば拙速的につくるような感が強いこういう事業に対して、説得力、これはほとんどなかったというふうに申し上げなければならないのでないかなと思います。それが指摘2番目です。
それから、もう1つ。若草公園駐輪場が457台、51%の利用率。これは2階層のところにはどのくらいとめていますか。要するに、あそこは上の段に上げるやつがあるじゃないですか。あれも含めて457台でしょう。つまり、自転車を上に差し上げないととめられないところもあるわけでしょう。
○
内田都市交通対策課長
2層式のラックになっているところが奥のほうに一部ございます。ここにつきましては、私が現地に行きましたときには数台しか上げておられませんでした。
○小嶋委員
全体的に2層になっていないんですか。
○
内田都市交通対策課長
済みません、私の勘違いでございまして、全体的には2層になっておりません。1層でスライド式になっております。それが数年前に改修、以前2層式であったものが1層式のスライド式に改修されてございました。
○小嶋委員
それは今現在、改修がされているということなのかもしれませんが、駐輪場ができたときの印象が、高いところに置かなければならないという印象があって、私は恐らく利用が少なかったのではないかなと。それは想定できると思います。それはそれとしてしようがないと思うんですけれども、つまり若草公園駐輪場をつくるときに、高いところまで置くという発想になかなかならないというところに着目していなかったことが、私は利用率が51%にとどまっていると思いますので、深く反省しなければいけないと思うんです。これからの設計に当たってはですね。
もう1点指摘をしておきたいと思うのは、私はかねてから申し上げておりますけど、自転車の利用者の責任性というものをもう少ししっかり定着をする努力をしなければいけないと思います。
どういうことかといいますと、自転車の登録を200円か300円お金を出して、買うときに登録をするんですけど、登録証が非常に小さくてどこに張っているかわからない。とにかく登録はするんですけど、バイクのように大きいプレートをつけてない。だから、どこのどなたというのが全然わからないですね。だから、自転車そのものに対しては非常に責任性が希薄だということが私は指摘できると思いますね。
だから、かねてから申し上げてきたのは、自転車が大きいナンバープレートをつけなさいということじゃないけれども、自転車が所有されている地域は少なくとも分類できるような目立つものを、自転車を購入したときにつけさせるという大分市独自の取り組みも私はあってしかるべきだと思うし、そういうことがないと、今回駐輪場をつくっても、回遊性ということもおっしゃってはいましたが、自転車に対する責任性そのものを所有者に持たせることが同時並行に進められなければ、必ずしもこの事業は成功しないのではないかなというように思うわけです。よって、自転車に対する責任性というものをしっかりと定着できるように。そして、ぜひ放置自転車がどういう傾向にあるかということを調べていただきたい、実態的に。
私が一番関心を持っていたのは、駅前を通るとき、駅の末広側でJRの土地だったと思いますが、簡易の駐輪場がありましたけど、日曜日の夜9時に満杯なんです。つまり放置自転車が大半を占めているのではないかという問題意識をずっと持っていました。今でも、まちなかには放置自転車が随分放置された状態であります。
もちろん努力して改善はしていると思いますが、先ほどから申し上げるように自転車の責任性というものがしっかり定着しなければ、放置自転車はどこに駐輪場つくったって改善はしないんじゃないかなと思うので、申し上げたようなことを含めてセットで取り組みをできるようなマナーの改善も含めて、ぜひ大分市が独自の施策を展開すると同時に、この駐輪場の設置事業というものを進めていただきたいと思いますが、その辺についてはいかがでしょうか。
○
内田都市交通対策課長
自転車に対する大分市独自の施策というものを検討せよという御意見ですけれども、我々そういうこともまた検討してまいりたいと考えております。
○小嶋委員
条例をつくって、条例で縛るということも方法とは思うんですけど、やっぱり大分市は大分市独自のマナー、モラルというものも確立を一方でしないと、縛るだけでは私は意味がないと思うし、先ほどの数字の中にもあらわれておりましたが、条例が発令をされるときに、19年1月30日はちょっと減ったけれども、既に5月にはふえたということがありますね。だから、ただ単に条例で強制をする、拘束をするということでは私は通じない話があると思うので、あわせてモラルも確立をすると。マナーを改善していくと。お互いに住みよいまちをつくっていくということを、市民協働という観点でしっかりと根づかせていくという努力を根強くやっていかなければならないのではないかなと思います。
私は以上です。(「今のは要望というか、意見……」の声)今のは要望ですね。済みません、失礼しました。
○大久保委員
2点ほどお尋ねしますけど、先ほども聞いたんですが、この駐輪場の1,000台というのはちょっと大き過ぎるというふうに思うんですけれども、大体ウイークデーと土曜、日曜、祭日なんかの利用度はどのように推測をしていますか。計画では大体8割から9割は常時あるようになりますか。
○永松委員長
ウイークデーと土日との差はどうなのか、そういうデータがありますかということです。
○
内田都市交通対策課長
済みません、ちょっと質問をもう1度確認させていただいてよろしいですか。セントポルタの土曜日と日曜日の利用率ということですか。
○大久保委員
いや、新しくつくる駐輪場。
○皆見
都市計画部長
今の傾向と現時点での土曜日の利用傾向。
○大久保委員
何%ぐらいの利用度があると想定しておるかと。(「説明では、予想が300台と聞いている」の声)
○皆見
都市計画部長
ちょっと今探していますが、手元に資料がないので、後で。
○永松委員長
大久保委員、後でということですが、よろしいですか。
○大久保委員
もう1つ聞きますが、1つちょっと心配な問題があるんですけど、これを近い将来、有料化にする計画はあるのかどうか。大体全国的には有料化したら、とめる人が大幅に減るというふうに聞いているんですが。そこら辺の問題で市民負担がふえることも問題だし、今後の問題としてどういうふうに考えているのか。
○皆見
都市計画部長
自転車をとめることによって都心部をかなり占用しております。そういう受益の負担という考えもございます。維持管理費もかかってまいりますので、検討してみたいというふうには考えております。
○永松委員長
検討してみたいというのは、有料化を検討してみたいというとらえ方でいいんですか。
○皆見
都市計画部長
有料化を検討していきたいと思っております。
○大久保委員
そうなれば、やっぱり大きな問題なんですよね。そういうことを今ごろ出すというのは。(「まずい」の声)ですから、高橋委員が強調されたように、広く市民の意見を聞くということが大事だろうと。有料化を近い将来すると。そして、1,000台ここにつくるということが適切かどうかということを利用者の側の意見も聞かなければならない。ただ、商店街の意見だけではやっぱりよくないと思います。有料化になれば、やっぱり市民負担もふえるということになりますので、この点はやっぱり有料化すべきじゃないと私は思うんですが。(「見解をただします」の声)
○皆見
都市計画部長
今後、駐輪禁止区域の指定も含めまして、周辺の皆様、利用者の皆様の意見を聞きながらやっていく必要があります。有料化についてもそうでございまして、一面では長期間とめる方につきましては、そこを占用できるという側面もあるわけですね。例えば、学生さんとか、勤め人の方は用意したスペースに、必ずとめられる安心感もありますので、そういう側面もございますので、今後、総合的に整理をしながら、いろいろな意見を求めながら、その方向を求めていきたいというふうに考えております。
○大久保委員
意見を聞きながら方向を求めるということはどういうことですか。有料化する方向というふうに解釈してもいいですか。
○皆見
都市計画部長
いずれにしても、公共駐輪については維持管理費がかかってまいりますので、その分で受益の負担という概念は取り入れてまいりたいというふうに考えております。
○小嶋委員
その有料化の話は、きょう初めて質問によって出たわけですから、私はもう切り離して話をしないと、ごちゃごちゃになっておかしくなると思いますけど、どうでしょう。この有料化の問題も説明の段階で可能性ありということがあれば、それはそれなりの検討はあったと思いますけど、きょうまたそれに議論が集中してという話になると、話おかしくなったりはしませんか。
○皆見
都市計画部長
済みません。まだ方針が固まったわけでは……。(「固まっているのでしょ」の声)固まっておりません。
○大久保委員
駐輪場をつくるということで近い将来、将来じゃない、すぐだと思うけど、有料化するということになれば、これは一体的な問題ですから、やっぱり議会に対して明確に態度をはっきりさせながら説明をするということにならないとおかしいですよ。
○永松委員長
ちょっと待ってください。有料化云々という話になると、また議員皆さん方も言う内容が変わってくると思いますが、有料化について、自由討議を行いたいと思いますがいかがでしょうか。議論の方向性を決めなければ、大久保委員も納得しないと思いますので。委員の皆さん、どうでしょうか。執行部の退席を求めてよろしいでしょうか。先に方向性を決めなければ、話が進まないと思いますので。
〔「異議なし」の声〕
○永松委員長
それでは、執行部一旦退席してください。自由討議を行います。その間、先ほど大久保委員が言った資料を準備しておいてください。
(説明員退室)
○永松委員長
それでは、今、大久保委員から有料化されるのかどうかというような質問が出まして、皆見部長のほうから、時期については全く言いませんけれども、有料化も検討課題の1つに入っているというような答弁がありましたが、これが有料化ということも視野に入れた中での駐輪場の設置予算なりを認めるかどうかということになると、それぞれ会派でまた皆さん方、議論の内容も若干変わってくるのではなかろうかと、私は思ったんですが。
○小嶋委員
説明が違うでしょ。有料化前提とした数字ではないでしょ、これは。
○宮邉副委員長
確かにそうですね、有料化にしたらまだ減りますね。
○高橋委員
債務負担行為が20年間というのは……。20年間、総額3億円でしょ、20年間1,500万円ずつ出していくわけでしょ。その問題もやっぱり絡んでくるでしょう。
○宮邉副委員長
そうなんです。だから、20年の債務負担を負っているということは基本的にはその間は無料でいくという感覚しか、うちの会派はないです。
○永松委員長
そうでしょう、私もてっきりそう……。
○宮邉副委員長
また、20年たった後にどうするかというのも含めて。
○大久保委員
それは今の答弁だったら、ほぼすぐするというか。
○阿部委員
いやいや、そんなことはない。
○永松委員長
すぐするとは言わなかったけれども、一応視野に入っとるというふうに理解をせざるを得ないような発言だから。
○宮邉副委員長
予算がかかるので、その分は有料化することによって補てんすることができると。
○阿部委員
今の皆見部長の発言は、大久保委員が言ったから、話にのったということにしておかないと。
○
二宮純一委員
そう思います。
○阿部委員
これ以上有料化に対して論議をするとおかしくなるでしょ。だから、今言った
債務負担行為については議案の関係だから質疑をしていくということはいいと思うけど。
○
二宮純一委員
こうやって
債務負担行為を20年間設定されている以上は、その間有料化という行為はないと思います。部長の発言は一時的な言葉と言ったら悪いんですけど、言われたことに対してとっさにそれもというような……。
○永松委員長
しかし、議事録に残りますから。
○高橋委員
有料化も視野に入れてという話は説明会ではありました。
○小嶋委員
うちはなかったよ。
○佐藤委員
うちはありました。
○
二宮純一委員
自分のほうから有料にすることも考えたほうがいいのではないかなということは言いました。
○高橋委員
ありました。
○大久保委員
聞かないと言わないよ。
○小嶋委員
だから、聞かないと言わないというのはないということなんですよ。
○宮邉副委員長
将来的な課題としてとらえることはあったとしても、今の段階で、やる、やらないという判断をするということはおかしい。
○
二宮純一委員
これだけのお金を出しているのだから。有料にして少しでも市に対しての負担を減らしたほうがいいんじゃないかなという話は自分は勉強会の中でしたことがあるんです。ただ、それを有料にするという前提のもとでの話ではなかったように自分は受けとめています。
○小嶋委員
将来的に有料化にすると言っても、ビジョンというか、計画を示さないとあり得ない。ここだけ新しくするのかな。それともほかも有料化については、アクアパークなんか本当はある意味で有料化にしたほうがいいぐらい。どこをするのかということだって、やっぱりきちっと示さなければ、軽々に有料化の話なんかできないと思います。
○永松委員長
だから、私もちょっと参ったなと思ったんです。
○
二宮純一委員
自分は、この案件と有料化の話は全く別個にしたほうが……。
○小嶋委員
今のは、もうごめんなさいで謝らせるしかない。
○高橋委員
だから、その有料化にするときにはまた審議すればいいわけで。
○小嶋委員
それはもう条例をつくって審議しなければいけない。ここに1,000台の駐輪場をつくって有料にしたらだれがとめると思いますか。
○宮邉委員
市民だって、それは納得しない。
○高橋委員
話にならない。
○
二宮純一委員
もっと利用者が減る。
○阿部委員
そうなる。だから、そこは別にしておかないと悪い。
○高橋委員
受益者負担という考え方はありますよね。
○小嶋委員
それはある。
○高橋委員
それはあるけど、今の段階でするのは……。
○二宮博委員
一般質問で議員が言うのは、隣の若草公園自体が3割ぐらいしか空いていないのに、何でまた隣につくるのかと、言われていてさらにこれも有料化するというような話にはならない。
○高橋委員
話にならない。
○小嶋委員
軽率もいいところ。
○宮邉副委員長
これに20年債務負担負って、その後どうするのでしょう。
○高橋委員
だから、そこを今から協議……。
債務負担の20年ということ自体に対しても疑問がある。
○永松委員長
そうすると、事務局、さっきの発言を委員長権限で、私が言って撤回させるということは可能なの。
○高橋委員
撤回ということはしなくてもいいんじゃないの。
○宮邉副委員長
向こうが自主的に謝って。
○板井政策調査室室長
申し上げます。執行部が不正確な発言をした場合は、それを訂正することは会議の中でできるというふうに思います。委員長がというよりも、執行部の答弁の仕方に問題があったということであれば、みずからそれは正すべきだと思います。
○永松委員長
だから、部長はその辺気がついていないだろうから、私が委員長として、これを有料化ということになると、話の方向性が全く違ってくるし、議案として俎上に上げられたものと条件が変わってくるから、撤回できないかということを、私が言うことは可能でしょうかと聞いている。
○板井政策調査室室長
正確かという表現のほうが……。
○宮邉副委員長
そうですね。決まったことかということを聞いて、違いますと。
○永松委員長
そこでまた、本人がいいえと言い出したら話が……。
○大久保委員
執行部で正式に決定ということじゃないだろうが、ああいう形で答弁したということは、そういう方向性があるということになる。
○阿部委員
それはとらえ方ですよ。
○高橋委員
うちの会派の説明では言いました。将来、有料化の……。
○宮邉副委員長
20年後に渡すときに……。
○二宮博委員
会派で説明が違うというのも悪いよ。
○永松委員長
それも問題。
○小嶋委員
それは聞いたから言ったのですか。
○高橋委員
そこまで覚えてないけど、有料化も視野に入れていると。だから、部長の答弁と説明員の答弁は一緒でした。今言ったように受益者負担まで言ってますから。やっぱり頭の中にもあったのでしょう。
○阿部委員
執行部だけじゃなくて議員の立場から見ても、こういうふうに論議は進むかもしれないけど、駐輪場が少ない中、せっかくつくったのなら有料化をすべきと思っている議員もおると思うよ。
○高橋委員
僕なんかも、それはどんどんとめに来てくれれば、それはいいけど。有料化なんかしてたら、とめない。
○永松委員長
本当の公平性からいえば、今ある駐輪場が有料化も普通ですから。
○宮邉副委員長
だから、条件を見て利用が多いとかなればね……。
○
二宮純一委員
だけど、今の段階でやっぱり有料というのは、おいておかないと。
○宮邉副委員長
せめて10年ぐらいは様子見るとか……。
○永松委員長
大久保委員が言ったように、とりようによっては、1カ月後に有料化するかわからない。
○小嶋委員
でも、条例ができないとだめでしょう。
○永松委員長
いや、条例ができたあとに。
○
二宮純一委員
とにかくやっぱりもう説明不足ですよ。
ただ、10月オープン予定というところがネックになってくるんで……。
○永松委員長
やっぱり中心市街地活性化とかいう大局的なものから見れば、それは何もかも駐輪場反対ということにもならないとは思いますけれども。
○阿部委員
とにかく今言ったように、委員長が、決まってないものを、部長の責任でやれないでしょという話をしておかないと。
○永松委員長
撤回しなさいと。
○二宮博委員
市長までいってないわ、その話は。勝手に言っているだけ。
○宮邉副委員長
現段階では考えておりませんと。
○阿部委員
だから、そこはお互いここで受けとめなければしようがない。論議の流れの中でそういうことを部長が言ったと。
○宮邉副委員長
揚げ足取りをするという話じゃない。
○阿部委員
認識だけ持っておけばいいでしょ。それから先、いろいろ言っても進みませんよ。
○永松委員長
だから、ちょっととめたんですけど。
○宮邉副委員長
今の段階では、各会派に対するそういう説明も違うということなので、受けとめられ方としては、ちょっと違う問題としてとらえると。
○大久保委員
だから、このまま審議すればいい。
○阿部委員
審議はしていいんじゃないの。一応、質疑の中でそういう話が出たということの認識まで持っておけばいいでしょ。
○大久保委員
議事録ではもうはっきり言っている。
○阿部委員
それはもう撤回させないで、いいでしょ。
○永松委員長
はい、わかりました。
○阿部委員
ここの場で、こういうことが出たという認識だけをお互い持っておけばいいじゃない。それでいきましょう。
○永松委員長
それでは、そういうことで再開しましょう。私から、有料というのは委員会としては一切議題の中には入れないで進めていくということで言います。
○大久保委員
議題の中に一切入れない。
○阿部委員
それも言わなくていい。論議の過程の中でそういうことが出たわけだから、それでいいよ。
(説明員入室)
○永松委員長
それでは、審査を再開いたします。委員の皆さんで質疑はありませんか。
○二宮博委員
今回の駐輪場の件は議員が納得していないから一般質問でいろいろ出たわけですが、三浦議員がこの資料、5年から10年前という古いデータでしたが、きょう21年のデータが出てきたでしょう。この調査はどこに頼んだのですか。また、予算はどのくらいかかったのですか。
○
内田都市交通対策課長
都市交通内田です。きょうお示しした、これは……。
○二宮博委員
一言その前に、あってなぜ出さなかったのですか。三浦議員から言われて出すようになったんでしょ。
○
内田都市交通対策課長
内田です。きょうお示しした数字は、先ほど御説明いたしましたけれども、全体の計画書の中のほんの2カ所だけをピックアップしてモニター的に私どもが追跡調査をしてきた結果でございます。ですから、これはあくまで整備計画書の中では、都町から大分駅の南までを広くとっているんですけれども、今回御説明するに当たりましては、中央町と府内町だけの数字でこれしかありませんので、この中での最新の数値ということできょう御説明をさせていただきました。つまり、全体の数字としては新しいものはないんですが……。
○二宮博委員
ということは、先ほどの説明とまた勝手が狂うな。それはもういいです。要は、この一般質問で議員みんなが納得しないから、あれだけ質問が出たんでしょうけど、私は余りこれに関心がなかった。駐輪場ができてよかったなと思いましたが、私、若草公園の下に駐輪場があるのも知らなかった。三浦議員から3割ぐらいしか利用していないではないか、なぜその隣につくるのかという質問が出ましたよね。今の大分市の方針が、すべての既存施設などを民間に指定管理を行わせて離そうとするなどしていますが、民間に対して、どうして積極的に市が取り組もうとしているのか、そこが1つわかりません。これが1点。
それと2点目は、三浦議員が一般質問しているときに、市長が、パチンコ屋の出店を警戒するために急いで取り組んだというような説明をしたよね。これは失礼な答弁じゃないかなと思うんです、パチンコ屋に対して。パチンコ屋は商業地域ではどこでもつくっていいんでしょう。かえって、パチンコ屋が来たほうがいいと私は思いますよ。
固定資産税は入ってくるし、立派な建物を建てるし。(「そう言ったの」の声)(「そうは聞こえなかった」の声)言ったよね。
○高橋委員
これはきのうの市長の答弁を持っているから。要は、パチンコ屋さんであるとかいう、そういう施設ができては困るのでというようなことで、商店街が言ったと。地元商店街がぜひとも地場の企業に取得してほしいと。要は、パチンコ屋さんであるとかは来てほしくないと、こういうことでした。地元側が言ったと。
○二宮博委員
ああ、本当ですか。私は勘違いしていました。それならいいです。要は、地元が言ったって、商業地域だから出ていけと。ただ、総合的判断に立って判断すると、集客力があるわけだから。いかにお客を中心街に来らせるかということが命題であって、駐輪場という設備だけをつくっても来るとは限らないけど。なぜ駐輪場に対して積極的に行政が携わっていくかなと。そこはやっぱり
二宮純一委員さんが言うように勘ぐられて仕方ない、説明不足もありますし。全体的にこの件に対して、それは部長どう思っていますか。
○皆見
都市計画部長
自転車法というのがございまして、放置自転車が全国的にふえる中で、放置自転車をなくしていくのは国民的課題で、法律ができております。その法律で商業施設とか、駅とか、そういう駐輪需要が発生するところに対しまして、第一義的に放置自転車を解消し、駐輪場スペースを確保するのが市町村の役割になってございます。
そういう形の中で、先ほどから説明しております条例の制定に至っております。その中で、先ほど担当課長が説明したように、特にきょう説明申し上げました4ブロック、5ブロックにつきましては、1,000台を超える路上駐輪があっているという形で、条例の目的を達し得ていない状況がございまして、その状況を改善したいという思いから、今回の提案になった次第でございます。
○二宮博委員
アートプラザの横に、立体駐車場を建てていますね。あの土地は市のものですか。
○皆見
都市計画部長
市の管財課が所有する財産でございます。
○二宮博委員
こういった民間の土地に対して、負担行為をもって事業に取り組むというのは初めてですか。このような事例がありましたか。
○皆見
都市計画部長
私の承知している範囲では、学校のグラウンドであるとか、用地買収ができずにそういう当該施設をつくるときに賃貸している事例は承知しております。
○宮邉副委員長
済みません。二、三質問させていただきます。ちょっと法律的なことはよくわからないんですけれども、今、トキハインダストリーさんが入るということで、あのビルにはもともと駐輪場の附置義務とか、そういうものはなかったのかということが1つ。この施設が該当するのかしないのかということも1つ教えていただきたいというのと。
それから、先ほどから高橋委員のほうから禁止区域の設定の月を含めていろいろ質問されていますけれども、具体的な答えは出ておりません。今、トキハの前、中央通りの東側の歩道の植栽を撤去してますよね。もう工事にはいっていますけど、あれも結局撤去した後にはそこに多分自転車がとめられるようになるんだと思うんですよ。そうしたときに、今の西側と東側ありますけれども、10月オープンのこの駐輪場に誘導をしていこうと思えば、そこの部分の駐輪を絶対に規制しないと、向こうには行かないと思うんですね。そういう意味での施策の整合性というのを都市計画部としてどういうふうに考えているのかというのを1つお聞かせいただきたいというふうに思います。
○後藤都市計画課参事
都市計画の後藤です。1点目の駐輪場の附置義務ですけど、附置義務条例は適用しません。今回の再生につきましては、旧サティの駐輪場の変更という形になっているので、大店法の中では38平米に1台という決まりがございまして、これは現在52台で出していますので、大店法の中の規模としては、駐輪台数は足りています。
以上です。
○
内田都市交通対策課長
都市交通、内田です。中央通りの東西に抜ける歩道整備をした際の自転車の整備の仕方ということなんですけれども、今、私ども駐輪場の整理業務を委託しております。
今回の土木建築部が行う歩道整備の中で、駐輪枠を広げるという話は、駐輪枠は以前のものと同じ台数を確保するようにしております。その中で今まで同様に整理業務を行っていますので、はみ出た分といいますか、おさまり切れない分については整理の際に新しい駐輪場へ誘導していこうと考えております。
○宮邉副委員長
中心市街地活性化の計画期間はまだ3年ということでありますので、今からさっき言った回遊性とか、まちなみの状況とか、しっかり考えていくときには、その辺の整合性をとる中で、できれば拠点としている表のひし形の中ぐらいは1台も放置自転車とか違法駐輪がないというぐらいの気持ちで取り組んでいただかないと、この事業も無駄になるような気がしてなりませんので、そこのところはちょっと強く要望しておきたいと思います。
○高橋委員
説明会であったんですけど、
債務負担行為を20年に設定した理由をもう一回聞きたいんですけど。いろいろ違ってきているみたいなので。
○
内田都市交通対策課長
都市交通、内田です。
債務負担行為を20年に設定した理由ということでございますけれども、設備投資を行いますので、短期契約をいたしますと、年間の賃貸料を割り戻しますと、短期ですと割高になってしまうということ。それから、こういう駐輪場の設備を長期間持続することによって、投資効果を最大限に発揮したいということ。それから、今後、環境保護の提言とか、健康志向とかいう面から、今後ますます自転車の利用は増加するであろうと推定していること。それから、自転車ラックを設置することとしておりますけれども、これの耐用年数が18年となっておりますことから、その間は契約を続けておきたいということ。それから、特定財源であります市債の償還期間同意年数が20年以下となっているということ。
さらに、トキハインダストリーも定期借家契約というのが2035年3月までの24年6カ月、10月から起算いたしますと、24年6カ月となると伺っているということ。今後とも、長期にわたってトキハインダストリーと一体となって中心市街地の活性化に寄与していきたいということから、24年ということで設定させていただいております。
○高橋委員
最後にインダストリーさんの名前が出たけれども、そこのことがあるんじゃないんですか、20年というのは。要するに、市長が言われた家賃補助を特別にしてくれという話をしたんだけれども、そうではなしに20年間の保証をします、借りますと、そういった話になったということじゃないんですね。そうなんですか、違うんですか。
○
内田都市交通対策課長
内田です。私どもは、できるだけ長期に駐輪場を確保しておきたいという理由から20年の
債務負担行為を提案しています。
○高橋委員
部長、そういうことでいいんですか。
○皆見
都市計画部長
今、課長が説明した部分を総合的に勘案しまして……。
○高橋委員
いや、総合的というのがよくわからなくなる。
○皆見
都市計画部長
そのとおりです。
○永松委員長
ほかに質疑はありませんか。
○高橋委員
ちょっと待ってください。じゃあ、さっきの2つ、再確認をさせていただきたいんですけれども、先ほどお話しの中で、駐輪禁止区域をセットにしないと予想される駐輪台数は厳しいという部長の答弁があったと思うんですけれども。私たちが聞いているのは、予測は300台という話を説明会では聞きましたけれども、30%の利用率でなかなか難しいということであれば、駐輪禁止ということをセットでしないと、費用対効果も含めて非常に問題だというふうに思うんですけれども、そこの部分について市としての担保というんですか、それは約束できるのかどうか。要するに、駐輪禁止をこれからやっていくということができるのかどうかということ。
それともう1点は、さきほど商店街の方に駐輪禁止区域をセットにすることを確認していませんと。つくってしまったが、駐輪禁止区域に反対ですということになって、それが実現できなかったというようなことになったら、箱物をつくっただけで有効利用できないわけですから、そのようなことがないよう努力はしていきますというふうな話だったと思うんですけれども、その努力というのは我々としては何も見えないんですが、そういったところに対する考え方についてもう少し詳しく言っていただいての採決にしていただきたいなと。採決というか……。その辺ちょっと。
○
内田都市交通対策課長
都市交通の内田です。放置禁止を今後どうしていくかというお尋ねでございますけれども、今、放置禁止区域をかけるに当たっては、先進都市の中では既にかけているところが多数ございます。1回かけてしまうと、次からかけていく際には、単なる手続となっていって、エリアをだんだん広げていくというようなシステムができ上がっているようでございますけれども、やはり大分市で最初にそういうことを行おうとする場合には、慎重に行う必要があると考えております。
手順といたしましては、まず図上で放置禁止区域の検討等を行う。それから、現地調査も行わなければなりません。あまり安易にかけますと、単なる放置禁止区域の自転車をその外に追い出すだけというような結果になりかねませんので、現地調査を綿密に行う。それから、放置禁止区域を設定いたしました後には、ここから地元協議といいましょうか、関係自治委員さん、商店街、学校、警察、そういうところの意見調整、説明会などを行いまして、その後、大分市自転車等駐車対策協議会の意見を聞いて承認を得る中で、最終的には放置禁止区域の看板などをつくって表示をしなければなりません。
そういうことから、最低でも6カ月ぐらいはかかるのではないかと考えております。
○高橋委員
それは今のお話は商店街も同じということですね。(「同じです」の声)商店街の理解という……。まあ、いいです、わかりました。6カ月ぐらいというめどでということでいいんですね。(「最低でも6カ月」の声)最低でも。そういったことの努力をしていくということですね。わかりました。
○佐藤委員
私は、駐車場の必要性もよくわかるし、トキハインダストリーの早期オープンというのも大賛成ですが、やはり私も1年前は一般市民だったんですが、今の時期にイニシャルコスト3億1,800万円、それからランニングコスト年に1,560万円ですか、何といいますか、この一番不況の時代、本当に市民の皆さんはやっと税金を払っているような状態の人も多くいます。そういう中で、やはり一般企業でしたら、こういうサーベイとシミュレーションで予算が通るというのは、まずないというふうに思うんですね。
私自身も、ひいき目な立場から見ても、どうしてもこれが東側の5ブロックのほうに稼働率が150%とか、100何十%とか言っている側のパルコの地下とかに予定されたということであれば、まだわからないことはないかなと。市民の皆さんにも説明できるかなというふうに思うんですが、誘導員を何回か使って若草公園の下に誘導しながらも、まだ稼働率が50%いくかいかないかぐらいで、二百数十台空いている。そういう状況の中に持ってきて、今のタイミングでとめるかとめないかわからない1,000台をという……。トキハインダストリーさんに早期オープンしてもらうというのもわかるんですが、どうしても説明をしても納得してもらえるかというと、本当に納得しがたい部分がございます。
その辺をもう少し明確に市民の皆さんに対して、こういう必要性があってということをきちっとやっぱりもう一度整理して出していただく必要があるんではないかというふうに思っていますが、いかがでしょうか。
○皆見
都市計画部長
まず、現時点で1,000台以上、4ブロック、5ブロックで路上駐輪があるということですね。それにつきましては、ブロック内にまとまった用地が必要であるということがあります。5ブロック側にその用地が確保できない状況にあるということ、最終的に中央通りを中心にそれぞれ路上駐輪が多いので、若草公園周辺であれば、ある程度市民の皆さんの理解を求めながら、とめていただくようなことが可能になるものと考えておりまして、今回の提案に至ったという形でございます。
もう1点は、小さな駐輪場をポイント、ポイントにつくれば、一番これは市民の方に便利で間違いないんですけれども、そうすると、かえってそれがまた将来の路上駐輪につながるということで、ある程度まとまって集約をしていきたいという思いから、今回の提案に至っております。
○佐藤委員
やはりそれだったら、この何カ月か若草公園の下の駐輪場に誘導するとかいうサーベイを1ヶ月でもやるとか、何らかの裏づけをとる、短い間ではありますけれども、そういう費用のかかることではありますが、そういうことをやった上でということであれば、まだ少しは納得もいくんですが、その辺をやっぱりしっかりやって納得できるお金の使い道というのをもう一度お願いしたいというふうに思います。
○永松委員長
要望でいいですか。
○佐藤委員
はい。
○永松委員長
ほかに質疑はありませんか。
○
内田都市交通対策課長
都市交通、内田です。先ほど大久保委員から御質問をいただいた件ですが、答弁してよろしいですか。
○永松委員長
答弁していいです。
○
内田都市交通対策課長
平日と休日の駐輪場の利用率の差ということでございますけれども、先ほどお配りいたしました平成18年の11月14日、それと平成21年の9月14日、その日は火曜日だったんですけど、その周辺で日曜日も調査をしております。それの比率で言いますと、休日は平成18年のときが1.12倍で、平成21年度には1.11倍となっておりました。(「違うんじゃない」の声)
○大久保委員
新たにつくる駐輪場については、利用率をどのくらいに想定しているのかということ。
○
内田都市交通対策課長
内田です。今回新しくつくる駐輪場については、利用率を想定したものはございません。
○大久保委員
それはまた問題だね。想定もしていないような計画をつくるかい。いいです。
○小嶋委員
さっき私申し上げて、言葉足らずのところがあったかもしれませんが、放置自転車の実態調査といいますか、ここに上げられている数字は放置自転車も含めてだと思うんですけれども、放置自転車の実態とその傾向を、なぜ放置自転車になっているかということの調べをもしできるんならしてほしいのと。
それに関連して、先ほども申し上げましたが、これからこういう施策を打つとすれば、大分市独自の自転車の登録制度そのものは、一体型でなければならないと思うので、この機会ですから、ぜひそれは積極的に検討を始めていただきたいんですけど、職員からプランを求めてもいいと思うし、一般市民からもプランを求めてもいいと思うんですけどね。そういう登録制度そのものを大分市独自のもの、公安委員会でやる登録は当然必要だとしても、それ以外に放置自転車をなくしていくという1つの手段として、そういうものを検討していく必要が僕はあると思うので、これは部内で検討していただいていいですが、ぜひお考えをいただきたいと思いますが、これは要望しておきたいと思います。
○永松委員長
ほかにありませんか。
〔「なし」の声〕
○永松委員長
じゃあ、討論はありませんか。
○高橋委員
ちょっと質問。採決するということですか。
○永松委員長
はい。
○高橋委員
それであれば、お願いというか、今、違法駐輪の禁止も含めて6カ月という目標でという話をお聞きしましたが、今、何台とめるかわからないという、結果もわからないということの話をいただきました。商店街に対しても理解を求める努力をしていくんだというお話をいただきましたけれども、今までの議論の中で、さっき言いました皆見部長が最初に言った3点の中身を我々会派のメンバーについてまだ知っておりません。賛成という形でいきたかったんですけれども、今の採決については会派に持ち帰りたいというふうに思いますので、そういうことでお願いしたいんですが、いかがでしょうか。
○永松委員長
ほかの委員さん、いかがですか。
〔「異議なし」の声〕
○永松委員長
それでは、そういたします。本案の採決は、後回しにいたします。
それでは、一般議案の審査を先に行います。議第52号、
国土利用計画(大分市計画)の変更についての審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○
稲葉開発指導課長
開発指導課長の稲葉でございます。申しわけございませんが、座って御説明をさせていただきます。
議第52号、
国土利用計画(大分市計画)の変更について、御説明を申し上げます。
初めに、背景についてでございますが、本市の
国土利用計画は、昭和59年3月議決の第1次計画以後、平成3年3月議決の第2次計画まで改定をいたしております。一方、国におきましては、平成17年にこれまでの開発を基調とし、量的拡大を図ってきた国土総合開発法が抜本改正され、人口減少、成熟社会にふさわしい国土の質的向上を図るため、国土形成計画法に改められました。この中で、
国土利用計画法の
国土利用計画(全国計画)は、国土形成計画法の国土形成計画と一体のものとして定めることとなり、
国土利用計画(全国計画)の第4次計画が、平成20年7月に閣議決定をされました。
これを受けて、大分県におきましても、
国土利用計画(県計画)の第4次計画が平成20年12月の県議会におきまして議決をされました。このような状況の中、本市におきましては、平成17年の佐賀関町・野津原町との合併や平成19年の大分市総合計画の策定など、土地利用をめぐる社会・経済情勢が大きく変化してきたため、これらに対応した新たな
国土利用計画の策定が必要となりましたことから、今回改定を行うものでございます。なお、今回の改定を機に、当計画の名称も改めることとし、従来の
国土利用計画(大分市計画)を、大分市
国土利用計画と変更することといたしました。
次に、目的についてでございますが、大分市
国土利用計画は、本市の市域における土地利用を長期的に展望し、県の
国土利用計画を基本とし、大分市総合計画の基本構想に即して策定するもので、全国計画、県計画とあわせて
国土利用計画体系の一部を構成するものでございます。
また、大分市
国土利用計画は、本市の土地利用に関する行政としての基本となるもので、本市の土地利用の基本方針や基本理念を示すものでございます。その効果といたしましては、本市の土地利用に関する行政上の意思統一に資するもので、開発行為等に対する規制、誘導等の指針であり、地域別の長期的、総合的なまちづくりを土地利用面から補完し、大分市都市計画マスタープランや大分市農業振興基本計画などの個別法に基づく各計画策定の際の土地利用に関する根拠となるものでございます。
次に、計画の内容でございますが、お配りをしました資料に基づいて御説明を申し上げます。資料の1ページをお開きください。
本計画の構成でございますが、前文から始まりまして、第1、土地利用に関する基本構想、第2、土地利用区分ごとの規模の目標及び地域別の概要、第3、必要な措置の概要まででございます。
次に、資料の2ページから6ページをお開きください。本計画の概要及び要旨でございますが、第1、土地利用に関する基本構想、1、土地利用の現況と課題といたしまして、(1)地理的条件、(2)土地利用の構成、(3)土地利用の現状、(4)土地利用のニーズと課題について整理をさせていただいております。
それを受けまして、本市の土地利用の基本方針を土地需要の量的調整、土地利用の質的向上、土地利用の総合的なマネジメントの3点に集約いたしました。
2、土地利用の基本方針、(1)土地需要の量的調整でございますが、都市的土地利用の効率化、自然的土地利用の保全、計画的かつ慎重な土地利用転換について、記載いたしております。(2)土地利用の質的向上につきましては、特に安全・安心、環境・共生、うるわしくゆとりあるといった観点を基本といたしました。(3)土地利用の総合的なマネジメントでございますが、持続可能な国土管理の必要性について記載をいたしております。
次に、これらの基本方針を受けまして、3、利用区分別の土地利用の基本的方向といたしまして、(1)農用地、(2)森林、(3)水面・河川・水路、(4)道路、(5)宅地のうち住宅地など利用区分ごとの基本的方向について記載をいたしております。
次に、2、土地の利用区分ごとの規模の目標及びその地域別の概要といたしまして、1、土地の利用区分ごとの規模の目標、(1)計画の目標年次を平成29年とし、基準年次を平成17年といたしました。(2)土地の利用区分ごとの規模の目標(想定面積)を設定いたしております。
2、地域別の概要でございますが、大分、鶴崎、大南、稙田、大在、坂ノ市、佐賀関、野津原の8地域別の土地利用の将来像を記載しております。
最後に、第3、必要な措置の概要でございますが、1、公共の福祉の優先、2、
国土利用計画法等の適切な運用、3、地域整備施策の推進、4、国土の保全と安全性の確保、5、環境の保全と美しい国土の形成、6、土地利用の転換の適正化、7、土地の有効利用の促進、8、国土の市民的経営の推進、9、国土に関する調査の推進及び成果の普及啓発、10、指標の活用の10項目について記載をいたしております。
以上でございます。
○永松委員長
ただいま執行部から
国土利用計画の変更についての説明がございましたが、質疑はありませんか。
○高橋委員
ちょっと指摘をさせていただきますけれども、大分市の総合計画の人口の推移と国土利用の計画の人数が、計画の柱の部分のほうの数字が違っていますよね。ここはやっぱり私は総合計画に基づいてということであれば、合わせる必要があるんじゃないかと思うんですが、いかがですか。
○
稲葉開発指導課長
19年の48万の総合計画に基づいて策定をしております。
○高橋委員
人口推移は、総合計画と一緒だったですかね。
○皆見
都市計画部長
議決事件でございますので、総合計画と同じ、整合性を持たせております。ただ、今、別途準備しています都市計画マスタープランにつきましては、総合計画、県計画との整合性をとっておりますので。
○高橋委員
そうですか、間違いですか。
○皆見
都市計画部長
はい、この計画とちょっとずれております。
○永松委員長
ほかに質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○永松委員長
討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○永松委員長
本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○永松委員長
本案は、原案のとおり承認することに決定をいたします。
続いて、報告議案の審査をいたしますが、ここで休憩いたします。
休憩 午後3時14分
再開 午後3時24分
○永松委員長
それでは、審議を再開いたします。
続きまして、報告議案の審査をいたします。
まず、報第1号、専決処分した事件の承認について。平成21年度大分市
一般会計補正予算(第5号)のうち
都市計画部所管分の審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○後藤都市計画課参事
都市計画課参事の後藤でございます。恐れ入りますが、座って説明させていただきます。
(説明書②106ページ~第8款4項都市計画費について説明)
○永松委員長
ただいま執行部からの説明がございましたが、質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○永松委員長
討論はありませんか。
○大久保委員
横尾の区画整理事業と大分駅南の区画整理事業関係予算については、これまでと同じ理由で反対をいたしてまいります。
○永松委員長
ほかに討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○永松委員長
本案は、一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○永松委員長
本案は、一部反対意見がありましたが、原案のとおり承認することに決定をいたします。
次に、報第11号、専決処分した事件の承認について。平成21年度大分市
下郡土地区画整理清算事業特別会計補正予算(第1号)の審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○後藤都市計画課参事
それでは、報第11号、平成21年度大分市
下郡土地区画整理清算事業特別会計補正予算(第1号)につきまして、御説明をいたします。
(説明書②292ページ~平成21年度大分市
下郡土地区画整理清算事業特別会計補正予算について説明)
○永松委員長
ただいま説明がございましたが、これについて質疑、意見はございませんか。
〔「なし」の声〕
○永松委員長
討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○永松委員長
本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○永松委員長
本案は、原案のとおり承認することに決定をいたします。
続きまして、報第12号、専決処分した事件の承認について。平成21年度大分市三
佐土地区画整理清算事業特別会計補正予算(第1号)の審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○後藤都市計画課参事
それでは、報第12号、平成21年度大分市三
佐土地区画整理清算事業特別会計補正予算(第1号)につきまして御説明をいたします。
(説明書②302ページ~平成21年度大分市三
佐土地区画整理清算事業特別会計補正予算について説明)
○永松委員長
ただいま説明がありましたが、質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○永松委員長
討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○永松委員長
本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○永松委員長
本案は、原案のとおり承認することに決定をいたします。
続きまして、報第13号、専決処分した事件の承認について。平成21年度大分市
坂ノ市土地区画整理清算事業特別会計補正予算(第1号)の審査を行います。
執行部の説明を求めます。
○後藤都市計画課参事
それでは、報第13号、平成21年度大分市
坂ノ市土地区画整理清算事業特別会計補正予算(第1号)につきまして御説明をいたします。
(説明書②312ページ~平成21年度大分市
坂ノ市土地区画整理清算事業特別会計補正予算について説明)
○永松委員長
ただいま執行部からの説明がございましたが、質疑、意見はありませんか。
〔「なし」の声〕
○永松委員長
討論はありませんか。
〔「なし」の声〕
○永松委員長
本案は原案のとおり承認することに決定してよろしいでしょうか。
〔「異議なし」の声〕
○永松委員長
本案は、原案のとおり承認することに決定をいたします。
以上で議第41号を除き都市計画部関係の付託案件の審査を終了いたしました。
それでは、ここで都市計画課より報告事項の申し出がありましたので、この報告を受けます。
○後藤都市計画課参事
都市計画課、後藤です。都市計画課4件の報告。資料を配付させていただいてよろしいでしょうか。
○永松委員長
どうぞ。
○後藤都市計画課参事
1点目の大分都市計画変更につきまして、報告いたします。
報告事項の2ページをお願いします。大分都市計画緑地の変更についてでございます。図-1位置図をごらんください。今回変更いたします都市計画緑地、2号大分川右岸緑地でございます。当緑地のうち変更いたします区域は、下郡地区の都市計画道路庄の原佐野線と交差する部分で、大分県計画で庄の原佐野線の一部区域の変更に伴いまして、緑地区域の整形をするものです。面積を6.6ヘクタールから約6.5ヘクタールへと一部区域の変更をいたしました。
庄の原佐野線は、大分県が現在事業化を進めておりますが、大分インターから都市計画道路下郡中判田間の約6キロが、地域高規格道路として計画路線として国から指定を受けています。このうち国道210号大道から国道10号六坊北町までの間約2.2キロが、4車線道路として平成20年9月13日から暫定供用がされてます。また、平成21年3月30日から国道10号六坊北町から市道下郡工業団地までの間約1キロが、新たに整備区間として指定を受けたことから、現在大分県において事業化に向けて、準備が進められているところでございます。
3ページの図-2変更イメージ図をごらんください。この区間の橋梁の部分を事業費のコストの縮減や道路構造令の改定にあわせて、変更後のように盛土工を導入したため、大分川の河川堤防道路との交差方式が立体交差から平面交差となり、市道大分川右岸自歩道線オレンジの破線と、市道下郡・宮崎堤防線紫の破線のように切りましたため、赤い部分の緑地が変更をしたものでございます。
以上で大分都市計画緑地の変更について報告をしておきます。
なお、大分県では元町下郡間の1キロの区間については、今月国のほうへ事業認可を申請し、平成28年を目標に取り組んでいるとのことです。
以上でございます。
○永松委員長
委員の皆さんで質疑等ありませんか。
〔「なし」の声〕
○永松委員長
それでは、次の報告事項、屋外広告物特別規制地区の指定についての御報告を受けます。
○後藤都市計画課参事
それでは、2点目の屋外広告物特別規制地区(
大分城址公園周辺地区)の指定について御報告をいたします。
5ページをお開きください。大分城址公園周辺は、平成20年7月に景観地区に指定をし、良好な景観形成に向けて取り組みを行っています。しかし、景観地区に指定したことにより、小規模な屋外広告物しか表示ができない地域となりました。このため、地域の特性を生かした広告物の表示が求められております。このため、平成21年3月に屋外広告物条例を改正し、特別規制地区として、周辺の景観やまちの実情にあわせた広告物の表示ができるようになりました。
地区の現状と課題としては、中心市街地の中でも唯一緑が豊かに残され、県道大分港線、国道197号線沿線では高度な土地利用がされており、地区にふさわしい屋外広告物の掲出が望まれております。これを受けまして、
大分城址公園周辺地区の個性や特徴にあった新たな基準をまとめ、今年5月18日に広告物の関係者を初め、地区の皆さん方へ説明を行ったところでございます。
6ページにその目標と方針を載せていますが、景観地区と同様の対応になっています。目標を、歴史を感じさせるゆとりと重みがあり、水と緑の潤いある成熟したまちづくりとして、3つの方針を基本として、実態に即したビジョンを設定したところでございます。
具体的な基準については7ページのA4の資料に表示面積などの基準を細かく示しています。これまで制限をしてきた禁止区域の基準をベースとする中で、広告物の掲出や表示につきまして、一定の緩和措置を行ったところでございます。今後のスケジュールにつきましては、来月に屋外広告物審議会を開催し、その審議会の議を経た後、9月をめどに施行をしてまいりたいと考えています。
以上、屋外広告物規制地区・大分城址公園周辺の規制地区の報告を終わります。
○永松委員長
ただいま報告の説明がございましたが、委員の皆さんで質疑等ありませんか。
○高橋委員
5ページの1番の図が何も見えませんが、これはどういうことですか。
○
二宮純一委員
2,500分の1の地図の中が全然見えない。
○清水都市計画課景観推進室室長
都市計画課景観推進室の清水でございます。印刷のほうが、コピーをかけたときに、これトナーセーブをかけていたものですから、見えなくなってしまって大変申しわけございません。
これは平成20年7月に、景観地区というのを城址公園を中心とする地域に指定をいたしました。そのときには、御説明を議会のほうには申し上げておりますが、城址公園、それから北の一番上の線が、今、大分区検察庁が建設工事をやっております。あの1個向こうの道路の……。
○永松委員長
もうそれはいいです。あしたでもわかりやすい資料を出してください。
○清水都市計画課景観推進室室長
わかりました。後日、また資料を差しかえて御説明いたします。
○永松委員長
ほかにありませんか。
〔「なし」の声〕
○永松委員長
なければ、次の大分都心南北軸整備事業についての報告を受けます。
○後藤都市計画課参事
それでは、3点目の大分都心南北軸整備事業につきまして、説明いたします。
この事業は、3月議会におきまして、予算の承認、並びに平成23年から26年までの
債務負担行為につきまして承認を得た事業でございます。
10ページの鳥瞰図をごらんください。商業地域を形成する基幹道路市道中央通り線から、現在高架事業が行われています大分駅を経まして、駅南の区画整理事業をやっていますシンボルロードに至る南北軸を都市計画マスタープランでは都心南北軸として位置づけております。
この都心の最大の交通空間を、都心の新しい顔としてふさわしい優れた空間づくりの形成を目指しているところでございます。この事業は、都心南北軸を構成する市道中央通り、北口駅前広場、シンボルロードを個別に設計、計画するのではなくて、都心南北軸周辺の民有空間を含めまして、トータルデザインとして立体的に計画、設計をするものでございます。これまでのように提案価格のほかに技術提案を求めまして、それらを総合的に評価する公募型プロポーザル方式を採用いたしました。この方式の採用によりまして、優れた提案を事業成果に反映させることができると考えています。
4月19日に、大分市長より学識経験者を含む選定委員に委嘱状を交付して、第1回の選定委員会を開催して、審査基準、得点基準を策定したところでございます。委員の名簿につきましては12ページに載っています。
次に、資料の11ページをお願いします。大分都心南北軸トータルデザインプロポーザルの説明書の概要でございますが、表1-2に業務の内容を記載しています。
まず、全体のトータルデザインコンセプトを策定しまして、そのコンセプトに基づき、各エリアの修景計画を策定し、実施設計まで行うことを業務の内容とします。また、各年都心南部周辺の民間の開発の進捗にあわせまして、トータルデザインの観点から助言、提言を行うアドバイスの業務もこの業務に含んでいます。業務の期間としましては、平成22年から平成26年までの5カ年としています。
2の参加資格につきましては、測量業務、土木関係コンサルタント、建築関係コンサルタントの業種を対象にして参加をしてもらいます。参加企業につきましては、企業、企業グループの3つのパターンがありますが、まず、3つの円で示しているところが小さくてわかりにくいんですけれども、このパターンの中、いずれにも大分市に本店がある企業が参加することを条件としています。
最初の丸のところですけど、ここは大分市内、この条件をすべて満たしておるのが6社ぐらいございます。そういうところは単独でよかです。それから、企業グループ、その6社が県外と組む場合、3番目の企業グループは、県外のグループが市内の業者と組む場合、こういうパターンを想定しています。(エ)の場合も大分市が本店になるコンサルタント業者が入る形にしています。
3の業務の実施につきましては、必ず総括責任者、これはデザインアドバイザーになりますけど、その人を筆頭に照査技術者、それから、管理技術者、それから契約関係を行います業務責任者を配置することを義務づけています。
順番が前後しますけど、6の選定手続についてですが、先ほど紹介いたしました選定委員会を開催しまして、1次審査、2次審査を経まして、最適任者と次席者を特定します。1次審査では5社程度を選定しまして、特定テーマに対して2次審査を行って、最適任者及び次席者を決定します。いずれも100点満点で評価をいたします。
7に契約関係を記載しています。提案価格の上限は、1億740万円ですけど、この範囲内で提案を受けて、その方と複数年契約を行い、単年度ごとに出来高払いを行っていくということにしています。
最後に4の公募のスケジュールですけど、4月19日に第1回選定委員会を開催しまして、5月10日にプロポーザルの告示を行いました。
それから、参加表明書の提出を6月23日までとしまして、7月22日に第2回の選定委員会を開催しまして、そこで1次審査を行います。その後、技術提案書の提出期限を9月13日まで行いまして、9月23日に第3回の選定委員会を開催しまして、2次審査により最適任者及び次席者を特定しまして、10月中旬ぐらいにこの設計者と契約をする予定でございます。
以上で都心南北軸整備事業につきまして御報告いたします。
○永松委員長
委員の皆さんで質疑等ありませんか。
○小嶋委員
今ごろこんなことを言っても無駄なんでしょうけど、197号線との交差の地点で終わっていますわね。シンボルロードから。これは新川まで延ばすという論議はなかったんですかというのが1つと。
それからもう一つ、あらかじめトータルデザインの設計業務受託選定委員会の委員の名簿を明らかにしているのは、これは何か意図があるんですか。これまでの経過から、明らかにしていたのかしていなかったのだけお答えください。
○後藤都市計画課参事
都心軸の中央より新川までということなんですけど、新川地区よりも昭和通りから荷揚のホーバーの城址公園側を緑の都心軸という位置づけをしまして、新川の都心軸の形成のときには都市マスタープランの中では湾岸交流拠点の区域はやるんですけど、都市マスタープランのこの議論のときは昭和通り交差点から中央通り、北口、南口、それから駅南側のシンボルロード、その間をトータルデザインの設計を対象にしようということであります。
それから、選定委員ですけど、これについては公表をしております。
○小嶋委員
今までも公表しているんですか。
○後藤都市計画課参事
はい。
○小嶋委員
わかりました。
○永松委員長
ほかにありませんか。
○
二宮純一委員
この選定委員の中で、九州旅客鉄道株式会社の施設部長さんが入られているんですけど、そうした中で、こういう交渉をするときに駅舎の関係、大まかな形でもう構想ができているんですか。
○後藤都市計画課参事
JRの委員の方に入ってもらったのは、この業務の中に自由空間を含んでいるので、駅舎も民有空間になりますので、そのデザインの調整のために入ってもらっています。この中に、駅舎の規模とか、そういうものに関しては議論をする形ではないです。
○
二宮純一委員
構想的なものはまだないというふうな形に思っていていいですか。
○中畑次長兼駅
周辺総合整備課長
駅周辺の中畑でございます。JRさんの関連の開発について今動いているというのはお聞きしておりますけれども、現状的にはまだ具体的に提案はまだされておりません。
○
二宮純一委員
せっかく事業としてやっていく中で、やはりメーンになるのが大分駅の駅舎の駅ビルというふうに自分自身思ったりするところがあるので、早急にということはなかなか難しいですけれども、このトータルデザインプロポーザルとして前に進んでいるんですから、市としても、そのトータルデザインの中にやっぱり駅ビルの関係がどのような形でつくられるのかなということを、このJR──九州旅客鉄道の方に急がせるという意味はおかしいんですけど、この事業の中に入っている以上、やはり何らかの形で駅ビルを形として出していただけるように要望したらいかがかなというふうに思いますので。
○中畑次長兼駅
周辺総合整備課長
中畑です。私どもJRさんとの協議の中で、事あるごとに話は、問いかけといいますか、お願いをしておりますので、JRさんにとっても、何分時期等が関連はしてくると思いますので、現実的にはその時期がちょっと未定でございますので、要望はしていきたいというふうに思っております。
○
二宮純一委員
わかりました。
○永松委員長
ほかに質疑等はありませんか。
〔「なし」の声〕
○永松委員長
なければ、次のパルコ及びサティ対策についての報告を求めます。
○後藤都市計画課参事
次に、④のパルコ及びサティ対策について、御報告をいたします。
資料の14ページをごらんください。大分パルコ閉店の状況につきましては、2月24日、株式会社パルコ取締役会において、平成23年の2月末をもって大分パルコを閉店する決定が発表されました。こうした状況を受けまして、3月2日に行政、大分商工会議所、商店街団体等による大分パルコ対策会議を設置したところでございます。
パルコ対策会議につきましては、これまで4回の会議と2回の作業部会を開催する中、関係者相互の情報公開や施設の再生案の協議、また後の所有者であります株式会社大分開発から現状の報告を受けるとともに、対策会議の委員である大分商工会議所が既存の有力テナントの本社に出向きまして、情報を収集するなどの活動を行ってきました。株式会社大分開発によりますと、複数の業者との接触があるものの、現段階では具体的な提案ができるというまでには至っていないという報告を受けております。
次に、セントポルタ旧サティのビルになりますが、その現状でございますが、現在8階建ての建物を2階建てにする部分解体の工事を進めています。6月中には地上部の外周工事に着手し、1階に出店テナントのトキハインダストリーが秋の開業予定で工事が進められています。なお、大規模小売店舗立地法の届け出が緩和される大規模小売店舗立地法の特例区域の指定について、行政の支援策として、セントポルタビル及び大分開発について実施するように考えていますので、引き続き説明をさせていただきます。
資料の15ページをごらんください。平成12年に施行されました大規模小売店舗立地法では、店舗面積が1,000平米を超える小売店舗の設置をする場合には出店に関する届け出の手続が義務づけられていました。特に資料③の説明会の開催にありますように、出店の状況、出店による周辺の影響など、地元の市町村や地元の住民などへの説明を行い、意見の聴取を行い、適切な出店に不明点のないということで、その間原則8カ月間、出店の規制が設けられています。
しかし、届け出は中心市街地においても同様の取り扱いとなっていることから、資料の※3中心市街地活性化への影響にありますように、一刻も早く対策が望まれている中心市街地の大型店の出店につきまして、大きく影響を及ぼしているということで、18年のまちづくり三法改正の際、中心市街地の活性化に関する法律によって、大規模小売店法の出店が必要と認められている中心市街地地区においては、特例区域の設定ができるという法律の改正が行われました。
※2のように特例区域のとおり、出店まで各手続が緩和されるようになりました。本市の中心市街地活性化の基本計画の中では、策定の段階ではまだ大型店の閉店等の話がなかったので、特定区域の指定に関する記載はしておりませんでした。
※4本市の取り組みのように、大分サティ、大分パルコの相次ぐ閉店など、中心市街地の活性化の観点から一刻も早く対策が必要な大型店が発生しました。このため、特例区域を指定しまして、新規出店に対し、中心市街地活性化の取り組みを進めてまいってきております。具体的には、資料の2と3のほうにセントポルタビル――旧サティ、それから大分開発ビル──パルコですけど、この敷地を特例区域の指定を行うものでございます。
セントポルタビルは、現在閉鎖されています店舗を一日も早く出店、それから開業するため、また大分開発ビルにつきましては、パルコが撤退後すぐに新たな店が出店できるように次善対策として指定を行っていこうという考えでございます。まちづくりとしては、市が特例区域の指定案を策定しまして、大分県に申請を行います。県が、ここを指定することになりまして、今議会が終了後、申請をしまして、9月上旬には指定をされるだろう。この指定をされますと、従来8カ月の出店手続を要したものがその手続がなくなって、すぐ出店できるようにしておこうという手当てでございます。
以上でございます。
○永松委員長
ただいま報告がございましたが、これにつきまして質疑等ありませんか。
○大久保委員
1点だけ。パルコの撤退後、明るい展望がありますか。2社ほど何か話をしたという……。
○皆見
都市計画部長
最終的にいろいろ見ていますが、大分開発さんはパルコビル全体をお借りするような事業者さんが欲しいということですが、そこまで全体を借りられるような事業者はなかなかないようでございます。
○大久保委員
部分的なら希望者があるわけですか。
○皆見
都市計画部長
関心を示しているという形で、すぐ入店をするというふうな形の意思表示で視察をした形ではないというふうに思います。
○永松委員長
ほかに質疑等ありませんか。
〔「なし」の声〕
○永松委員長
委員の皆さんでその他としてありませんか。
〔「なし」の声〕
○永松委員長
執行部、その他としてありませんか。
○皆見
都市計画部長
午前中、私の発言に対しまして、文書でということでございましたので、用紙を配付します。
○永松委員長
それでは、議第41号を除きまして、本日予定の審査はすべて終了をいたしました。
次に、あすの予定を確認いたします。(「冒頭の3点と違うな」の声)
○皆見
都市計画部長
3点目の整備計画については、資料をお渡しいたしましたので。
○
二宮純一委員
きょう、朝、部長が答弁に入る前に説明したじゃないですか、必要性を言いながら、(「3つのこと、3点」の声)
○皆見
都市計画部長
3点目につきましては、整備計画の件でございましたので。
○
二宮純一委員
これまでの経過は。
○高橋委員
平成18年から協議会を行いその取りまとめを急いだと、修正を必要最小限としたとかいう、そういう言い方をしておったのが。
○小嶋委員
拙速にして若草公園の利用率が低い……。
○皆見
都市計画部長
それはもう経過の中で……。
○高橋委員
いや、言ったものをくださいというのに。これ違う……。
○小嶋委員
冒頭の発言の。
○高橋委員
なぜ急ぐのか、若草公園の隣接の問題と、3番目の整備計画。
○皆見
都市計画部長
拙速ではないかということと若草公園駐輪場の利用率が低い中で、なぜ隣に大規模な駐輪場をつくるのかということにつきましては、同様の趣旨を、ちょっと表題を変えましたけれども、わかりやすいように再整理を……。
○高橋委員
わかりやすくなくなったね。
○皆見
都市計画部長
そうですか。
○高橋委員
いや、そのことが入っていると思わない。
○阿部委員
用紙の中に入っているのでしょ、さっき、部長が言ったことが。
○皆見
都市計画部長
はい。すべて入っております。ただ、整備計画につきましては、詳細につきましては資料を差し上げましたので、省略させていただきました。(「午前中、部長が言ったことをもう一回整理して出せばいい」「言ったとおりのことをくれというのに、また……」「懇切丁寧が懇切丁寧にならなくなる」の声)
3点目につきましては、資料を提出して担当課長より説明いたさせましたので、その資料をもってかえさせていただければというふうに思います。
○永松委員長
それぞれの委員で、こういう資料を提供してくれというのがあるかと思いますので、それは後日の議第41号を審査するときに、また提出できるものがあれば提出してください。
本日はこれにて終了させていただきます。
○高橋委員
委員長、この審議はいつしますか。
○永松委員長
それを今から言います。
○高橋委員
済みません。
○永松委員長
あすは議運が9時半からありますので、それが終了後、館内放送いたしますので、下水道部と水道局の審査を行います。
それから、議第41号につきましては、3日目の管内視察を取りやめて18日の午前10時から行おうと思いますが、委員の皆さん、いかがでございましょうか。
〔「異議なし」の声〕
○永松委員長
それでは、そういうふうにさせていただきます。
以上で本日は散会いたします。お疲れさまでした。
午後4時08分散会...